◇◆◇日々のみ言葉
2018年6月4日(月)
◎聖書箇所【ルカの福音書22章66節~69節】
22:66 夜が明けると、民の長老会、それに祭司長、律法学者たちが、集まった。彼らはイエスを議会に連れ出し、
22:67 こう言った。「あなたがキリストなら、そうだと言いなさい。」しかしイエスは言われた。「私が言っても、あなたがたは決して信じないでしょうし、
22:68 私が尋ねても、あなたがたは決して答えないでしょう。
22:69 しかし今から後、人の子は、神の大能の右の座に着きます。」
◎ショートメッセージ
《ここで、民の長老会、それに祭司長、律法学者たちが、集まったとあります。そして彼らは、イエス様をユダヤ最高議会サンヘドリンにかけることになります。
イエス様が、ユダヤ最高議会から受けられた宗教裁判は三回ありますが、ルカは、そのことを一つにまとめ、またかなり省略して書き記しています。
なぜなら、この福音書を執筆した目的が、同胞のギリシャ人に向けられているからです。
ルカの福音書の最初には、
『私たちの間ですでに確信されている出来事については、多くの人が記事にまとめて書き上げようと、すでに試みておりますので、初めからの目撃者で、み言葉に仕える者となった人々が、私たちに伝えたそのとおりを、私も、すべてのことを初めから綿密に調べておりますから、あなたのために、順序を立てて書いて差し上げるのがよいと思います。尊敬するテオピロ殿。
それによって、すでに教えを受けられた事がらが正確な事実であることを、よくわかっていただきたいと存じます。(ルカの福音書1:1~1:4)』と書かれています。
つまり、ユダヤ人の宗教裁判については、ギリシャ人の読み手に対して詳しく説明する必要がないゆえ、必要最小限に、サンヘドリンにおいて起こった出来事を述べていると言うわけです。
大切なことは、サンヘドリンがイエス様を死罪に値すると判断を下したことです。
マタイは、このように平行記事を書いています。
『イエスをつかまえた人たちは、イエスを大祭司カヤパの所へ連れて行った。そこには、律法学者、長老たちが集まっていた。
さて、祭司長たちと全議会は、イエスを死刑にするために、イエスを訴える偽証を求めていた。
偽証者がたくさん出て来たが、証拠はつかめなかった。しかし、最後にふたりの者が進み出て、言った。
「この人は、『私は神の神殿を壊して、それを三日のうちに建て直せる。』と言いました。」
そこで、大祭司は立ち上がってイエスに言った。
「何も答えないのですか。この人たちが、あなたに不利な証言をしていますが、これはどうなのですか。」
しかし、イエスは黙っておられた。それで、大祭司はイエスに言った。
「私は、生ける神によって、あなたに命じます。あなたは神の子キリストなのか、どうか。その答えを言いなさい。」
イエスは彼に言われた。
「あなたの言うとおりです。なお、あなたがたに言っておきますが、今からのち、人の子が、力ある方の右の座に着き、天の雲に乗って来るのを、あなたがたは見ることになります。」
すると、大祭司は、自分の衣を引き裂いて言った。
「神への冒涜だ。これでもまだ、証人が必要でしょうか。あなたがたは、今、神をけがす言葉を聞いたのです。どう考えますか。」
彼らは答えて、「彼は死刑に当たる。」と言った。(マタイの福音書26:57~26:66)』
イエス様は、神の御子であり、そして父なる神様がこの世に遣わされたキリストでした。その真実のゆえに、その答えのゆえに、罪に定められたのです。
「あなたは神の子キリストなのか、どうか。その答えを言いなさい。」
「あなたの言うとおりです。」》