• 日々のみ言葉 2018年6月21日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年6月21日(木)

    ◎聖書箇所【ルカの福音書23章32節~34節】
    23:32 ほかにもふたりの犯罪人が、イエスと共に死刑にされるために、引かれて行った。
    23:33「どくろ」と呼ばれている所に来ると、そこで彼らは、イエスと犯罪人とを十字架につけた。犯罪人のひとりは右に、ひとりは左に。
    23:34 そのとき、イエスはこう言われた。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」彼らは、くじを引いて、イエスの着物を分けた。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からの学びとなります。
     イエス様を先頭に、そしてその次にイエス様の十字架を無理矢理担ぐはめになったシモンが続きます。そしてルカは、他にふたりの犯罪人がイエス様と共に死刑になるために、引かれて行ったことを書き記しています。もちろん彼らも、自分がかかげられる十字架を担いでいるはずです。
     この二人は何をしでかしたのでしょうか。また何と言う名前なのでしょうか。聖書は沈黙しています。
     ただ、ひとりの犯罪人が、十字架にかけられた時、自分がした行ないが死刑に値することを認めています。それゆえ、それなりの犯罪を犯したことには間違いありません。

     どくろと呼ばれたゴルゴタの丘に三本の十字架が立ちました。
    イエス様を真ん中にして、犯罪人のひとりは右に、ひとりは左に。

     これは偶然でしょうか。
     なぜこの時に、この二人の犯罪人がイエス様と共に十字架にかけられるのでしょうか。
     それは、主イエス様が言われた言葉の具現化ではなかったのではないかと思えるのです。

     イエス様は、かつて弟子たちにこのように教えられました。
    『「そして、すべての国々の民が、その御前に集められます。彼は、羊飼いが羊と山羊とを分けるように、彼らをより分け、羊を自分の右に、山羊を左に置きます。
     そうして、王は、その右にいる者たちに言います。
    『さあ、私の父に祝福された人たち。世の初めから、あなたがたのために備えられた御国を継ぎなさい。あなたがたは、私が空腹であったとき、私に食べる物を与え、私が渇いていたとき、私に飲ませ、私が旅人であったとき、私に宿を貸し、私が裸のとき、私に着る物を与え、私が病気をしたとき、私を見舞い、私が牢にいたとき、私をたずねてくれたからです。』
     すると、その正しい人たちは、答えて言います。
    『主よ。いつ、私たちは、あなたが空腹なのを見て、食べる物を差し上げ、渇いておられるのを見て、飲ませてあげましたか。いつ、あなたが旅をしておられるときに、泊まらせてあげ、裸なのを見て、着る物を差し上げましたか。また、いつ、私たちは、あなたのご病気やあなたが牢におられるのを見て、おたずねしましたか。』
     すると、王は彼らに答えて言います。
    『まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらの私の兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、私にしたのです。』
     それから、王はまた、その左にいる者たちに言います。
    『のろわれた者ども。私から離れて、悪魔とその使いたちのために用意された永遠の火にはいれ。おまえたちは、私が空腹であったとき、食べる物をくれず、渇いていたときにも飲ませず、私が旅人であったときにも泊まらせず、裸であったときにも着る物をくれず、病気のときや牢にいたときにもたずねてくれなかった。』
     そのとき、彼らも答えて言います。
    『主よ。いつ、私たちは、あなたが空腹であり、渇き、旅をし、裸であり、病気をし、牢におられるのを見て、お世話をしなかったのでしょうか。』
     すると、王は彼らに答えて言います。
    『まことに、おまえたちに告げます。おまえたちが、この最も小さい者たちのひとりにしなかったのは、私にしなかったのです。』
     こうして、この人たちは永遠の刑罰にはいり、正しい人たちは永遠のいのちにはいるのです。」(マタイの福音書25:32~25:46)』

     イエス様は、羊の為にも、また山羊の為にも十字架にかかられたのです。私たちは大切な真理を見落としています。
     それは、イエス様はこの二人の犯罪人の為にも、彼らの罪をも背負われて、十字架にかかられたのです。明日も続きです。》

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