• 日々のみ言葉 2018年7月24日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年7月24日(火)

    ◎聖書箇所【ルカの福音書24章30節~32節】
    24:30 彼らとともに食卓に着かれると、イエスはパンを取って祝福し、裂いて彼らに渡された。
    24:31 それで、彼らの目が開かれ、イエスだとわかった。するとイエスは、彼らには見えなくなった。
    24:32 そこでふたりは話し合った。「道々お話しになっている間も、聖書を説明してくださった間も、私たちの心はうちに燃えていたではないか。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からの学びとなります。

     青年ラビの姿をした主イエス様は、クレオパ夫妻の願いを聞かれ、一緒に泊まる為に彼らの家の中にはいられました。

     妻マリヤが美味しそうな夕食を持って来ました。

     本来は、その家の主人クレオパがパンを裂いて祝福し、分け与えるのが常識なのですが、彼は、ラビであるイエス様にお願いしたわけです。

     そこで若いラビは、パンを取って祝福し、裂いて二人に手渡したのです。その瞬間、クレオパ夫妻は、そのラビが、主イエス様であることが分かったのです。

     ルカは、「目が開かれ」と書き記しています。

     彼らは盲目ではありません。彼らは目が見えるのです。しかし彼らの霊的な目は曇っていたのです。

     私たちは霊的な存在なのです。私たちは、確かに人間の目を持っていますが、霊的な目をも持っているのです。
     今でも、日本の多くの人々の霊的な目は、全く盲目になっています。いや盲目にされているのです。

     誰がそうさせているのでしょうか。

     悪魔、悪霊が日本人の霊的な目を全く見えないようにしているのです。それゆえ、真の神様が誰なのか分かりません。
     イエス様こそが、唯一の助け主(メシヤ)であることが分からなくされてしまっているのです。

     おそらくクレオパも妻マリヤも、同じ瞬間に、今目の前にいるラビが、主イエス様だと分かったはずです。
     その時、二人はお互いの顔を見合わせたはずです。

     そしてその瞬間、今まで彼らの前に座っておられたイエス様は、消えてしまわれました。戸を開けて出て行かれたのではありません。戸には鍵がかけられていたと私は思います。

     まさしく御使いが現われ、そして消えてしまうように、イエス様も一瞬にして見えなくなられたのです。

     そこで夫婦は話し合ったのです。
    「道々お話しになっている間も、聖書を説明してくださった間も、私たちの心はうちに燃えていたではないか。」

     主が共にいて下さるならば、私たちの心は燃えるのです。クレオパ夫妻は、イエス様が語られた言葉を直に耳で聞いたのです。
     道々に話された言葉、旧約聖書を説明された言葉を。

     イエス様が語られた言葉こそが、真に「神の言葉」なのです。そして神の言葉こそが、私たちに燃えるような命と力を与えて下さるのです。》

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