• 日々のみ言葉 2018年8月6日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年8月6日(月)

    ◎聖書箇所【使徒の働き1章1節~2節】
    1:1 テオピロよ。私は前の書で、イエスが行ない始め、教え始められたすべてのことについて書き、
    1:2 お選びになった使徒たちに聖霊によって命じてから、天に上げられた日のことにまで及びました。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日から、使徒の働きの学びに入りました。
     そして、昨日と同じ箇所からの学びとなります。

     昨日は、「テオピロ」と言う人物について考えて見ました。今日は、本文の内容について見て行きたいと思います。

     ここでルカは、「前の書」と言っていますが、これはもちろん「ルカの福音書」を指しています。
     そして、テオピロが、この書を持っていることを前提としています。

     さて、主イエス様が選ばれた使徒とは、この時残された十一人の弟子たちを指します。
    そして聖霊によって命じられたこととは、マタイとマルコとルカの福音書の最後に書かれた、主イエス様が語られた命令を指しています。

     マタイでは、
    『「私には天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。
    それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、
    また、私があなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。私は、世の終わりまで、いつも、あなたがたと共にいます。」
    (マタイの福音書28:18後半~28:20)』と書かれており、

     マルコでは、
    『「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。信じてバプテスマを受ける者は、救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。
     信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、私の名によって悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。」(マルコの福音書16:15後半~16:18)』と書かれており、

     そしてルカでは、
    『「次のように書いてあります。キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、エルサレムから始まってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる。あなたがたは、これらのことの証人です。
    さあ、私は、私の父の約束してくださったものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。」(ルカの福音書24:46後半~24:49)』と書かれています。

     この一連の言葉を、イエス様は、十一人の弟子たちが食卓についている時に言われました。よみがえられた最初の日曜日に、そしてトマスがいた一週間後の日曜日であると思われます。

     ルカは、使徒の働きの始めにおいて、イエス様が昇天される場面を改めて、福音書の最後に書き記したよりも詳細にわたって書いています。

     昨日にも書きましたが、もし、ローマ人テオピロが存在しなかったとしたら、私たちは「ルカの福音書」も「使徒の働き」も手にすることはなかったのです。》

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