◇◆◇日々のみ言葉
2018年8月13日(月)
◎聖書箇所【使徒の働き1章4節~5節】
1:4 彼らと一緒にいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、私から聞いた父の約束を待ちなさい。
1:5 ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からの学びとなります。今日はイエス様の言われたことを考がえて見ることにしましょう。
「彼らと一緒にいるとき」
復活されたイエス様は、何度も弟子たちに現われて下さったと私は信じます。しかし十字架にかけられる前のように、いつも弟子たちと行動を共にしたわけではないと思うのです。
地上にとどまれる時間は四十日と決められていましたから、イエス様はなるべく多くの人々にご自身を現わされたと私は思っています。いや、復活されたご自身を現わす人物でさえ、父なる神様と決められていたかも知れないのです。
例をあげますと、ベタニヤのマルタとマリヤ姉妹。そしてイエス様が生き返らせた弟ラザロ。彼らをほっとくようなことをイエス様がするはずは決してありえません。
そしてイエス様の母マリヤ。四人の弟のヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンと妹たち。自分の家族を顧みないようなメシヤがはたして存在するのでしょうか。そんな方ではありません。もちろん聖書には、そのことは書かれてはいません。
しかし、なぜ彼らがヨハネ・マルコの家で、使徒たちと共に熱心に祈っているのでしょうか。イエス様ご自身が関わって下さったからこそ、彼らはイエス様を救い主として信じ救われたのです。
私たちもそうです。
イエス様が関わって下さったからこそ、信じることが出来たのです。このお方は今も関わり続けて下さるのです。
次に「エルサレムを離れないで」
これが聖霊を受ける絶対条件です。エルサレム以外ではありえません。イエス様は、確かに復活されましたが、弟子たちといつも一緒にいたわけではありません。それゆえ彼らは、イエス様が見えない時には、まだ恐れを抱いていたのです。
彼らが大胆になる為には、また伝道する力をいただく為には、イエス様の約束された聖霊のバプテスマを受ける必要があったのです。
「私から聞いた父の約束を待ちなさい。」
ここでの命令は待つことなのです。実は、この「待つこと」が結構私たちの苦手とすることなのです。人間は待てないのです。欲しいものはいち早く欲しいのです。
しかしイエス様は言われます。
「待ちなさい」と。
ヘブル人への手紙の著者は、
『あなたがたが神のみ心を行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。
「もうしばらくすれば、来るべき方が来られる。おそくなることはない。私の義人は信仰によって生きる。もし、恐れ退くなら、私の心は彼を喜ばない。」
私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、信じていのちを保つ者です。(ヘブル人への手紙10:36~10:39)』と言っています。
「ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」
「もう間もなく」
必ず、イエス様は約束を守られます。実行して下さいます。私たちは信じて待つのです。神様のあなたの約束は、もう間もなく成就します。》