◇◆◇日々のみ言葉
2018年8月21日(火)
◎聖書箇所【使徒の働き1章13節~14節】
1:13 彼らは町にはいると、泊まっている屋上の間に上がった。この人々は、ペテロとヨハネとヤコブとアンデレ、ピリポとトマス、バルトロマイとマタイ、アルパヨの子ヤコブと熱心党員シモンとヤコブの子ユダであった。
1:14 この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちと共に、みな心を合わせ、祈りに専念していた。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からの学びとなります。
昨日は、ルカがここに書き記した十一使徒の名前とその順番が、前の書である福音書とは異なることについて比較しながら考えて見ました。
そして結論は、使徒の働きに書かれた二人組こそが、イエス様がなされた人選、あるいは伝道チームのパートナーであると言うことです。
その証拠が聖書に明確に記されています。
ルカの福音書では、
『さて、過越の小羊のほふられる、種なしパンの日が来た。イエスは、こう言ってペテロとヨハネを遣わされた。
「私たちの過越の食事ができるように、準備をしに行きなさい。」(ルカの福音書22:7~22:8)』と書かれ、
また、ヨハネの福音書では、
『シモン・ペテロともうひとりの弟子は、イエスについて行った。この弟子は大祭司の知り合いで、イエスと一緒に大祭司の中庭にはいった。しかし、ペテロは外で門の所に立っていた。それで、大祭司の知り合いである、もうひとりの弟子が出て来て、門番の女に話して、ペテロを連れてはいった。(ヨハネの福音書18:15~18:16)』と書かれ、
そして使徒の働きでは、
『ペテロとヨハネは午後三時の祈りの時間に宮に上って行った。すると、生まれつき足のきかない男が運ばれて来た。この男は、宮にはいる人たちから施しを求めるために、毎日「美しの門」という名の宮の門に置いてもらっていた。
彼は、ペテロとヨハネが宮にはいろうとするのを見て、施しを求めた。ペテロは、ヨハネと共に、その男を見つめて、「私たちを見なさい。」と言った。 男は何かもらえると思って、ふたりに目を注いだ。(使徒の働き3:1~3:5)』と書かれており、
このことから、ペテロとヨハネが常に共に行動していた事実が判明するのです。
そして、ヤコブの子ユダがイスカリオテのユダと共に、一つのチームを作っていた可能性が非常に高いことも見えて来たのです。
そして次に、「この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちと共に、みな心を合わせ、祈りに専念していた。」と書かれています。
婦人とは、マグダラのマリヤを始め、クロパの妻マリヤ、スザンナ、そしてゼベダイの妻サロメ、ヨセの母マリヤたちを指します。
そして何とイエス様の母マリヤと、イエス様の兄弟たちが登場するのです。そのことについては、また明日考えて見たいと思います。》