• 日々のみ言葉 2018年9月2日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年9月2日(日)

    ◎聖書箇所【使徒の働き1章23節】
    1:23 そこで、彼らは、バルサバと呼ばれ別名をユストというヨセフと、マッテヤとのふたりを立てた。

    ◎ショートメッセージ
    《シモン・ペテロは、百二十名の兄弟たちに続けて言いました。

    「ですから、主イエスが私たちと一緒に生活された間、すなわち、ヨハネのバプテスマから始まって、私たちを離れて天に上げられた日までの間、いつも私たちと行動を共にした者の中から、だれかひとりが、私たちと共にイエスの復活の証人とならなければなりません。」

     要するに、ペテロは、イエス様の三年半における公生涯の初期から最後まで、十二使徒と行動を共にした者の中から、イスカリオテのユダの代りとなるべく使徒を選び、任命させてほしいと言うことなのです。

     となりますと、バルサバとマッテヤは、イエス様が十二使徒を任命された時にも、弟子の一人として同席していたことになるはずです。

     ルカによりますと、
    『このころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈りながら夜を明かされた。
     夜明けになって、弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選び、彼らに使徒という名をつけられた。
     すなわち、ペテロという名をいただいたシモンとその兄弟アンデレ、ヤコブとヨハネ、ピリポとバルトロマイ、マタイとトマス、アルパヨの子ヤコブと熱心党員と呼ばれるシモン、ヤコブの子ユダとイエスを裏切ったイスカリオテ・ユダである。(ルカの福音書6:12~6:16)』と、書かれています。

     この時にも、バルサバと呼ばれ別名をユストと呼ばれるヨセフとマッテヤは、その場にいたことになります。そしてこの時には、彼らは選ばれなかったのです。
     彼らは二人とも落胆したに違いないのです。

     それから三年以上が過ぎて、今彼らは、十一使徒を含む他の兄弟たち、そしておそらくその場に同席していた主の母マリヤを始め、多くの女性たちの前に立たされています。

     この時の二人の心は、いかばかりであったでしょうか。

     おそらく、父なる神様とイエス様は、自分を選ぶかどうかと、期待が半分、不安が半分以上あったことかと思われます。

     なぜなら、もしこの時、使徒に選ばれなかったとしたら、その選ばれなかった弟子の方は、再び、以前と同じように落胆を味わうからです。

     選ばれた方の弟子は、心から光栄に思い、新たな任務とその責任の重きに、胸躍らすことになります。
     しかし、選ばれなかった方の弟子は、自分はなぜ選ばれなかったのかと、自問自答を繰り返すことは間違いありません。
     私ならそうなってしまいます。

     しかし、ここにも神様の深い摂理が働いているのです。続きは明日に。》

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