◇◆◇日々のみ言葉
2018年9月5日(水)
◎聖書箇所【使徒の働き2章2節~4節】
2:2 すると突然、天から、激しい風が吹いてくるような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。
2:3 また、炎のような分かれた舌が現われて、ひとりひとりの上にとどまった。
2:4 すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国の言葉で話しだした。
◎ショートメッセージ
《主イエス様がよみがえられてから五十日目、さらに天に上られてから十日目のことです。そして、五旬節の祭りの日に、十二使徒と多くの弟子たちが、みなヨハネ・マルコの家の二階の大広間に集まっていた時のことです。
この時、集まっていた人々は、みな熱心に主イエス様に祈りを捧げていたのです。
主イエス様は、十字架にかけられる十数時間前、使徒たちに、こう約束されました。
『「私は父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、共におられるためにです。その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたと共に住み、あなたがたのうちにおられるからです。」(ヨハネの福音書14:16~14:17)』
この約束をいただくためにも、十二使徒と弟子たちは熱心に、主に祈っていたのです。
確かにイエス様は約束されました。復活後もはっきりと十一使徒たちに約束されてから天に上って行かれたました。(この時には、まだマッテヤは選ばれてはいません。)
使徒の働き1章には、
『「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、私の証人となります。」(使徒の働き1:8)』と書かれています。
約束のものを得る為に必要なのは忍耐であり、また祈り求めることなのです。使徒たちは、だらけていたのではありません。
主と共に最後の晩餐を行なった部屋で、イエス様の思い出にふけったり、リラックスしていたのではありません。熱心に祈り、「助け主・真理の御霊・聖霊」なるお方を送って下さるように、強く願い祈り求めていたのです。
朝の九時のことです。
すると突然、天から、激しい風が吹いてくるような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡りました。
この時刻に覚えはありませんか。
そうです。この時刻こそ、主イエス様が、ゴルゴタの丘において十字架にかけられた時間なのです。
マルコの福音書によれば、
『それから、彼らは、イエスを十字架につけた。そして、誰が何を取るかをくじ引きで決めたうえで、イエスの着物を分けた。彼らがイエスを十字架につけたのは、午前九時であった。(マルコの福音書15:24 ~15:25)』と書かれてある通りなのです。
明日も同じ箇所から学びます。》