◇◆◇日々のみ言葉
2018年9月7日(金)
◎聖書箇所【使徒の働き2章2節~4節】
2:2 すると突然、天から、激しい風が吹いてくるような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。
2:3 また、炎のような分かれた舌が現われて、ひとりひとりの上にとどまった。
2:4 すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国の言葉で話しだした。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からの学びとなります。昨日は、「天から、激しい風が吹いてくるような響き」について考えて見ました。
今日は、「炎のような分かれた舌が現われて、ひとりひとりの上にとどまった。」ことについて考えて見たいと思います。
聖霊様が降られた場面は、他にもあります。
『そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来られ、ヨルダン川で、ヨハネからバプテスマをお受けになった。そして、水の中から上がられると、すぐそのとき、天が裂けて御霊が鳩のように自分の上に下られるのを、ご覧になった。(マルコの福音書1:9~1:10)』と書かれていますように、
イエス様が、ヨハネからバプテスマを授けられた時、御霊すなわち聖霊が、鳩のように下ったことを、ご自身で見られたのです。
そのことをバプテスマのヨハネも、はっきりと証しています。
『ヨハネは証言して言った。
「御霊が鳩のように天から下って、この方の上にとどまられるのを私は見ました。私もこの方を知りませんでした。
しかし、水でバプテスマを授けさせるために私を遣わされた方が、私に言われました。『聖霊がある方の上に下って、その上にとどまられるのがあなたに見えたなら、その方こそ、聖霊によってバプテスマを授ける方である。』
私はそれを見たのです。それで、この方が神の子であると証言しているのです。」
(ヨハネの福音書1:32~1:34)』と、ヨハネの福音書には書かれています。
「御霊が鳩のように」とは、いったいどのような形であったのか、定かではありません。この表現から、聖霊様を白い鳩として描く教会が多いのです。
ただ「鳩のように」としか表現されていませんから、鳩の姿ではないような気がするのです。
鷲や鷹は、急降下して来ますし、また上手に上昇気流を見つけては、翼をグライダーのようにして一気に舞い上がっています。
しかし鳩は「平和の象徴」ですから、ゆっくりと穏やかに降りて来るのです。
さて、この時には、降りて来たのではありません。突然、火が燃え広がるように、たくさんの舌が現われたのです。
ルカは「舌のようなもの」とは言っていません。はっきりと「舌」と言っています。そして、その部屋にいるすべての人々の頭に、とどまったのです。
明日も続きとなります。》