◇◆◇日々のみ言葉
2018年9月26日(水)
◎聖書箇所【使徒の働き2章37節~39節】
2:37 人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、「兄弟たち。私たちはどうしたらよいでしょうか。」と言った。
2:38 そこでペテロは彼らに答えた。「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。
2:39 なぜなら、この約束は、あなたがたと、その子どもたち、ならびにすべての遠くにいる人々、すなわち、私たちの神である主がお召しになる人々に与えられているからです。」
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からの学びとなります。
エルサレム市内に突然大きな物音が地響きとと共に鳴り渡りました。その音を聞きつけて、多くの人々が使徒たちの集まっていたヨハネ・マルコの家に押しかけて来たのです。
彼らは、天下のあらゆる国から来て住んでいた敬虔なユダヤ人たちでした。パルテヤ人、メジヤ人、エラム人、またメソポタミヤ、ユダヤ、カパドキヤ、ポントとアジヤ、フルギヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者たち、また滞在中のローマ人たち、クレテ人とアラビヤ人たちだったのです。
彼らは、シモン・ペテロのメッセージを聞き、み言葉によって心刺されたのです。
そして、ついに、
「兄弟たち。私たちはどうしたらよいでしょうか。」、
と彼らは声を合わせて、ペテロや他の使徒たちに尋ね求めたのです。
そこでペテロは、威厳に満ちた声で答えました。
ペテロはヨハネ・マルコの家の二階の大広間にいて、下にいる群衆に向かって話していますが、当時はマイクなどはありませんから、いかに大きな声を振り絞ったかが分かると言うものです。
「悔い改めなさい。」
一番最初にするべきことは、やはり「悔い改める」ことなのです。
イエス様は、罪を犯したことは一度もなかったにも関わらず、洗礼者ヨハネからバプテスマを受けました。
マタイによれば、
『さて、イエスは、ヨハネからバプテスマを受けるために、ガリラヤからヨルダンにお着きになり、ヨハネのところに来られた。しかし、ヨハネはイエスにそうさせまいとして、言った。
「私こそ、あなたからバプテスマを受けるはずですのに、あなたが、私のところにおいでになるのですか。」
ところが、イエスは答えて言われた。
「今はそうさせてもらいたい。このようにして、すべての正しいことを実行するのは、私たちにふさわしいのです。」
そこで、ヨハネは承知した。こうして、イエスはバプテスマを受けて、すぐに水から上がられた。すると、天が開け、神の御霊が鳩のように下って、自分の上に来られるのをご覧になった。また、天からこう告げる声が聞こえた。
「これは、私の愛する子、私はこれを喜ぶ。」(マタイの福音書3:13~3:17)』と書かれています。
「救い」には順番があるのです。
初めに、「悔い改め」ることであって、そして罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けることなのです。
そうすれば、約束の聖霊を受けることになるのです。イエス様も、人として、その正しい順序を通られました。
明日も引き続き、同じ箇所から考えて見ましょう。》