◇◆◇日々のみ言葉
2018年9月25日(火)
◎聖書箇所【使徒の働き2章37節~39節】
2:37 人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、「兄弟たち。私たちはどうしたらよいでしょうか。」と言った。
2:38 そこでペテロは彼らに答えた。「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。
2:39 なぜなら、この約束は、あなたがたと、その子どもたち、ならびにすべての遠くにいる人々、すなわち、私たちの神である主がお召しになる人々に与えられているからです。」
◎ショートメッセージ
《シモン・ペテロの最大最高のメッセージも、ついに「招き」の時を迎えました。
『人々はこれを聞いて心を刺され』とルカは書き記していますが、彼らは何を聞いたのか、もう一度考えて見たいと思います。
「これは、預言者ヨエルによって語られた事です。
『神は言われる。終わりの日に、私の霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。その日、私のしもべにも、はしためにも、私の霊を注ぐ。すると、彼らは預言する。
また、私は、上は天に不思議なわざを示し、下は地にしるしを示す。それは、血と火と立ち上る煙である。主の大いなる輝かしい日が来る前に、太陽はやみとなり、月は血に変わる。しかし、主の名を呼ぶ者は、みな救われる。』」(使徒の働き2:16~2:21)
「ダビデはこの方について、こう言っています。
『私はいつも、自分の目の前に主を見ていた。主は、私が動かされないように、私の右におられるからである。それゆえ、私の心は楽しみ、私の舌は大いに喜んだ。さらに私の肉体も望みの中に安らう。
あなたは私のたましいをハデスに捨てて置かず、あなたの聖者が朽ち果てるのをお許しにならないからである。
あなたは、私にいのちの道を知らせ、御顔を示して、私を喜びで満たしてくださる。』」(使徒の働き2:25~2:28)
「ダビデは天に上ったわけではありません。彼は自分でこう言っています。
『主は私の主に言われた。私があなたの敵をあなたの足台とするまでは私の右の座に着いていなさい。』」(使徒の働き2:34~2:35)
何と、ペテロのメッセージの半分以上が、旧約聖書のみ言葉なのです。ヨエル書とダビデの詩篇からの引用なのです。
そして、聞いている人々は熱心なユダヤ教徒たちですから、良く知っているみ言葉です。
聖霊が働かれたのなら、み言葉を聞いた人々の心を刺し通すのです。
まさしく、ヘブル書に書かれてある通りなのです。
『神の言葉は生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。(ヘブル人への手紙4:12)』
私たちの信仰の土台は、み言葉(聖書)であり、主イエス・キリストなのです。
明日も同じ箇所から考えて見ましょう。》