• 日々のみ言葉 2018年10月14日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年10月14日(日)

    ◎聖書箇所【使徒の働き3章12節~15節】
    3:12 ペテロはこれを見て、人々に向かってこう言った。「イスラエル人たち。なぜこのことに驚いているのですか。なぜ、私たちが自分の力とか信仰深さとかによって彼を歩かせたかのように、私たちを見つめるのですか。
    3:13 アブラハム、イサク、ヤコブの神、すなわち、私たちの先祖の神は、そのしもべイエスに栄光をお与えになりました。あなたがたは、この方を引き渡し、ピラトが釈放すると決めたのに、その面前でこの方を拒みました。
    3:14 そのうえ、このきよい、正しい方を拒んで、人殺しの男を赦免するように要求し、
    3:15 いのちの君を殺しました。しかし、神はこのイエスを死者の中からよみがえらせました。私たちはそのことの証人です。」

    ◎ショートメッセージ
    《神殿において、午後三時の祈りを捧げようとして、敬虔なユダヤ人が多く集まっていました。
     その人々は皆、ひとりの男が歩きながら、神様を賛美しているのを見たのです。それは異様な姿であって、全身全霊を持って、神様に感謝と賛美と栄光とを帰していたからです。
     そして、この男になぜか見覚えがあることに気づいたのです。何とこの男は、施しを求めるために、「美しの門」にすわっていた、生まれつき歩くことの出来ない男だったのです。
     人々は、この男の身に、いったい何が起こったのか、驚き、あきれはてたのです。

     その騒ぎを嗅ぎつけて、驚いた人々が皆いっせいに、ソロモンの回廊にいるペテロとヨハネとその男の所に、やって来ました。

     その時、シモン・ペテロは聖霊に満たされて、素晴らしい説教を語り始めたのです。

    「イスラエル人たち。なぜこのことに驚いているのですか。なぜ、私たちが自分の力とか信仰深さとかによって彼を歩かせたかのように、私たちを見つめるのですか。」

     ここでペテロが言っていることは、ユダヤ人たちは、ペテロとヨハネを預言者だと思ったことが分かったからです。この二人こそ、自分たちが待ち望んでいる、モーゼが預言した預言者かも知れないと考えたのです。
     
    「アブラハム、イサク、ヤコブの神、すなわち、私たちの先祖の神は、そのしもべイエスに栄光をお与えになりました。あなたがたは、この方を引き渡し、ピラトが釈放すると決めたのに、その面前でこの方を拒みました。」

     ここでペテロは、ヤーヴェなる神様の通称名を用いて、その神様が「ナザレのイエス」に栄光を与えられたことを明確にしています。

     このお方こそが神の御子であり、創造主なる神様が人となって来て下さったのです。
     しかし彼らは、メシアなる主イエス様を異邦人に引き渡しました。そしてローマ総督ポンテオ・ピラトが無罪と判決し釈放すると決めたにもかかわらず、「十字架につけろ」と叫び、拒んだのです。

     しかし愛なる神様は、もう一度、彼らに悔い改める機会を与えようとされたのです。

     生まれつき歩けない男のいやしの奇跡を通し、力強いペテロのメッセージを用いて、救いを与えようとしておられるのです。明日も同じ箇所からの学びとなります。》

Comments are closed.