◇◆◇日々のみ言葉
2018年11月11日(日)
◎聖書箇所【使徒の働き4章15節~18節】
4:15 彼らはふたりに議会から退場するように命じ、そして互いに協議した。
4:16 彼らは言った。「あの人たちをどうしよう。あの人たちによって著しいしるしが行なわれたことは、エルサレムの住民全部に知れ渡っているから、われわれはそれを否定できない。
4:17 しかし、これ以上民の間に広がらないために、今後だれにもこの名によって語ってはならないと、彼らをきびしく戒めよう。」
4:18 そこで彼らを呼んで、いっさいイエスの名によって語ったり教えたりしてはならない、と命じた。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所になります。
前大祭司アンナスと現大祭司カヤパを中心に、ユダヤの指導者たちは、互いに近くに集まって協議したのでした。
「あの人たちをどうしよう。あの人たちによって著しいしるしが行なわれたことは、エルサレムの住民全部に知れ渡っているから、われわれはそれを否定できない。しかし、これ以上民の間に広がらないために、今後だれにもこの名によって語ってはならないと、彼らをきびしく戒めよう。」
この日本語訳も丁寧に訳されていますが、本当は、
「あの人たち」ではなく、「あの者たち」あるいは、「あいつら」と言う表現の方が適していると言えそうです。
ここから分かることは、使徒たちの働きによって、多くの奇跡がエルサレム中において成されたことです。
そして、その「奇跡」と「しるし」が、すでにエルサレムの住民全部に知れ渡っていることです。
そればかりではありません。
ユダヤ最高議会は、使徒たちが成した著しいしるしを、もはや否定出来ない、とまで告白しているのです。
まさしく「正義」は、勝つのです。
そして彼らが出した結論が、
「これ以上民の間に広がらないために、今後だれにもこの名によって語ってはならないと、彼らをきびしく戒めよう。」と言うことだったわけです。
そして再び二人を護衛兵に連れて来させ、
「いっさいイエスの名によって語ったり教えたりしてはならない。」と命じたわけです。
ここから確信出来ることがあります。
それは、ユダヤの指導者たちが、「主イエスの御名」を認めたことなのです。彼らが信じ、受け入れなくてもです。》