• 日々のみ言葉 2018年11月13日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年11月13日(火)

    ◎聖書箇所【使徒の働き4章19節~20節】
    4:19 ペテロとヨハネは彼らに答えて言った。「神に聞き従うより、あなたがたに聞き従うほうが、神の前に正しいかどうか、判断してください。
    4:20 私たちは、自分の見たこと、また聞いたことを、話さないわけにはいきません。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からの学びとなります。

     議会に集まったユダヤの指導者たちは、再び護衛兵に命じて、ペテロとヨハネと、いやされた男を法廷に呼び寄せました。

    「良いか。おまえたちに大祭司として命じる。今後だれにもこの名によって語ってはならない。
     また、いっさいイエスの名によって語ったり教えたりしてはならない。」

     大祭司カヤパとアンナスは、二人に厳しく命じました。

     本来ならば、彼らは間違いなくむち打ちの刑であるはずです。しかし、被告席にいるヨハネは、アンナスとカヤパの知り合いなのです。
     おそらく今回は、ヨハネの顔を立て、何の罰も科さず釈放しようとしたに違いありません。

     そこへ、ペテロが、
    「神に聞き従うより、あなたがたに聞き従うほうが、神の前に正しいかどうか、判断してください。」と言い出したからたまりません。

     そして次に語った言葉こそが、今日学ぶ箇所となります。

    「私たちは、自分の見たこと、また聞いたことを、話さないわけにはいきません。」

     主イエス様は昇天される直前に、十一人の使徒たちにこう約束されました。
    『「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、私の証人となります。」(使徒の働き1:8)』と。

     ここで、ペテロが言う「自分の見たこと」とは、イエス様が、十字架につけられ死なれたこと、そして三日目によみがえられたことです。

     何とペテロとヨハネだけが、十一使徒(イスカリオテのユダを除く)の中において、主イエス様の十字架刑と、その最後と、アリマタヤのヨセフとニコデモによる埋葬の一部始終を見ているのです。
     そしてペテロは、使徒の中では一番最初に、よみがえられたイエス様とお会いすると言う、光栄に預かったのです。

    「また聞いたこと」とは、よみがえられたイエス様が、十一使徒に語られたことです。

     マタイは、福音書の最後に、その言葉を書き記しています。

    『「私には天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、私があなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。私は、世の終わりまで、いつも、あなたがたと共にいます。」(マタイの福音書28:18~28:20抜粋)』》

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