• 日々のみ言葉 2018年11月17日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年11月17日(土)

    ◎聖書箇所【使徒の働き4章24節~30節】
    4:24 これを聞いた人々はみな、心を一つにして、神に向かい、声を上げて言った。「主よ。あなたは天と地と海とその中のすべてのものを造られた方です。
    4:25 あなたは、聖霊によって、あなたのしもべであり私たちの先祖であるダビデの口を通して、こう言われました。『なぜ異邦人たちは騒ぎ立ち、もろもろの民はむなしいことを計るのか。
    4:26 地の王たちは立ち上がり、指導者たちは、主とキリストに反抗して、一つに組んだ。』
    4:27 事実、ヘロデとポンテオ・ピラトは、異邦人やイスラエルの民と一緒に、あなたが油を注がれた、あなたの聖なるしもべイエスに逆らってこの都に集まり、
    4:28 あなたの御手とみ心によって、あらかじめお定めになったことを行ないました。
    4:29 主よ。いま彼らの脅かしをご覧になり、あなたのしもべたちにみ言葉を大胆に語らせてください。
    4:30 御手を伸ばしていやしを行なわせ、あなたの聖なるしもべイエスの御名によって、しるしと不思議なわざを行なわせてください。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所になります。

     昨日は、この箇所の状況について考察して見ました。
     一番、考えられることは、詩篇の賛美の応答形式と言うことでした。ルカは、賛美を導いた人物のことについては、何も書き記してはいませんが、ペテロとヨハネの証を聞いていた人々の中の一人であって、ほぼ間違いなく使徒の一人であったかと思います。

     十人の使徒の誰であったのかは、断定は非常に難しいことですが、私はヨハネの兄ヤコブか、もしくはペテロの弟アンデレのどちらかではないか、とも考えています。

     ただ一つだけ気にかかることがあります。

     それは、主の兄弟ヤコブのことです。おそらく主イエス様の次に生まれた者であり、使徒の働きの時代において、エルサレム教会の初代牧師となったからです。この頃から十分に牧師としての資質を備えており、力を発揮し始めたのかも知れません。
     主の兄弟ヤコブであることの可能性も、十分考えられます。

     さて、今日は、彼らが語った言葉の内容について考えて見たいと思います。

    『なぜ異邦人たちは騒ぎ立ち、もろもろの民はむなしいことを計るのか。地の王たちは立ち上がり、指導者たちは、主とキリストに反抗して、一つに組んだ。』

     これは、詩篇第2篇からの引用です。
     しかし、詩篇第1篇と第2篇には作者の名前は書かれていません。第3篇からは、ダビデと書かれています。

     ここで彼らが、この詩篇をダビデの作であると言っていることは、まさに聖霊様によって与えられた言葉であるかと思います。ほとんどが同じ内容なのです。

    『なぜ国々は騒ぎ立ち、国民はむなしくつぶやくのか。地の王たちは立ち構え、治める者たちは相ともに集まり、主と、主に油をそそがれた者とに逆らう。(詩篇2:1~2:2)』

     このダビデの詩篇は、主イエス様を十字架につけたユダヤ人の指導者たちに当てはまることは、間違いのないことです。

     そればかりでなく、今度は弟子たちに対しても妨害と迫害をしようとしているのです。

     明日も同じ箇所からとなります。》

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