• 日々のみ言葉 2018年12月25日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年12月25日(火)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書2章1節~15節】
    2:1 イエスが、ヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになった時、見よ、東方の博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。
    2:2 「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか。私たちは、東のほうでその方の星を見たので、拝みにまいりました。」
    2:3 それを聞いて、ヘロデ王は恐れ惑った。エルサレム中の人も王と同様であった。
    2:4 そこで、王は、民の祭司長たち、学者たちを皆集めて、キリストはどこで生まれるのかと問いただした。
    2:5 彼らは王に言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者によってこう書かれているからです。
    2:6 『ユダの地、ベツレヘム。あなたはユダを治める者たちの中で、決して一番小さくはない。私の民イスラエルを治める支配者が、あなたから出るのだから。』」
    2:7 そこで、ヘロデは密かに博士たちを呼んで、彼らから星の出現の時間を突き止めた。
    2:8 そして、こう言って彼らをベツレヘムに送った。「行って幼子のことを詳しく調べ、分かったら知らせてもらいたい。私も行って拝むから。」
    2:9 彼らは王の言ったことを聞いて出かけた。すると、見よ、東方で見た星が彼らを先導し、ついに幼子のおられる所まで進んで行き、その上に留まった。
    2:10 その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。
    2:11 そしてその家にはいって、母マリヤと共におられる幼子を見、ひれ伏して拝んだ。そして、宝の箱をあけて、黄金、乳香、没薬を贈り物として捧げた。
    2:12 それから、夢でヘロデの所へ戻るなという戒めを受けたので、別の道から自分の国へ帰って行った。
    2:13 彼らが帰って行った時、見よ、主の使いが夢でヨセフに現われて言った。「立って、幼子とその母を連れ、エジプトへ逃げなさい。そして、私が知らせるまで、そこにいなさい。ヘロデがこの幼子を捜し出して殺そうとしています。」
    2:14 そこで、ヨセフは立って、夜のうちに幼子とその母を連れてエジプトに立ちのき、
    2:15 ヘロデが死ぬまでそこにいた。これは、主が預言者を通して、「私はエジプトから、私の子を呼び出した。」と言われた事が成就する為であった。

    ◎ショートメッセージ
    《メリー・クリスマス!
    今日は12月25日、クリスマスです。私たちの「救い主」であられる御子イエス様がお生まれになった日です。

     昨日学びましたように、正確には12月24日の夜にイエス様はお生まれになられました。それ故、全世界でクリスマス・イブをお祝いすることは、まさしく理にかなっていることになるのです。
     しかもそれは、ユダヤ暦とローマ暦の違いから起こることを、私たちは昨日学びました。

     さて、今日は東方の三博士の礼拝について学びますが、このことは、イエス様がお生まれになってから、少なくとも八日以上経った後に起こった出来事になります。
     なぜなら八日目にイエス様は、エルサレムにおいて割礼を受けられるからです。

     ルカの福音書によりますと、
    『八日が満ちて幼子に割礼を施す日となり、幼子はイエスという名で呼ばれることになった。胎内に宿る前に御使いがつけた名である。(ルカの福音書2:21)』と書かれています。

     よって、この後、ベツレヘムに戻った時に、再び星が現われて東方の三博士を、彼らの宿泊している「家」に導くことになります。そうでなければ、聖家族(カトリックでは、ヨセフとマリヤと幼子イエス様のことをこう呼びます)と、三博士は行き違いになってしまいます。

     馬小屋でもなく、また洞窟の家畜小屋でもなく「家」なのです。羊飼いたちは、洞窟の家畜小屋にて礼拝しましたが、伝承ではバビロン地方の王と言われている三博士は、家にて幼子イエス様を礼拝するのです。

     そして三つの贈り物を捧げます。

     それが黄金、乳香、没薬なのです。この贈り物こそが、聖家族が、エジプトで数年暮らす為の資金となるのです。父なる神様は、本当にすべてをご存知であられ、常に先回りされるお方なのです。
     またこのことは、聖家族だけに当てはまるのではなく、主イエス様を信じる者すべての上に当てはまるのです。主イエス様は、私たちのことをいつも心に掛けて下さっています。信じましょう。

     明日から、また「使徒の働き」に戻ります。》

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