◇◆◇日々のみ言葉
2019年2月6日(水)
◎聖書箇所【使徒の働き7章55節~56節】
7:55 しかし、聖霊に満たされていたステパノは、天を見つめ、神の栄光と、神の右に立っておられるイエスとを見て、
7:56 こう言った。「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます。」
◎ショートメッセージ
《引き続き同じ箇所からです。
ステパノのメッセージの最後の締めくくりの言葉から、さらに深く考えて見ましょう。
「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます。」
ポンテオ・ピラトは、主イエス様の二回目の法廷裁判で、イエス様に質問しました。
ヨハネの福音書によれば、
『そこで、ピラトはもう一度官邸にはいって、イエスを呼んで言った。
「あなたは、ユダヤ人の王ですか。」
イエスは答えられた。
「あなたは、自分でそのことを言っているのですか。それともほかの人が、あなたに私のことを話したのですか。」
ピラトは答えた。
「私はユダヤ人ではないでしょう。あなたの同国人と祭司長たちが、あなたを私に引き渡したのです。あなたは何をしたのですか。」
イエスは答えられた。
「私の国はこの世のものではありません。もしこの世のものであったなら、私のしもべたちが、私をユダヤ人に渡さないように、戦ったことでしょう。しかし、事実、私の国はこの世のものではありません。」
そこでピラトはイエスに言った。
「それでは、あなたは王なのですか。」
イエスは答えられた。
「私が王であることは、あなたが言うとおりです。私は、真理のあかしをするために生まれ、このことのために世に来たのです。真理に属する者は皆、私の声に聞き従います。」
ピラトはイエスに言った。
「真理とは何ですか。」(ヨハネの福音書18:33~18:38 )』と。
そして、その答えはピラト自身が、しばらくした後、神様の摂理によって語ったのです。
『イエスは、茨の冠と紫色の衣を着けて、出て来られた。ピラトは彼らに言った。
「見よ、この人だ。」(ヨハネの福音書19:5)』と。
「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます。」
私たちが、常に見上げるべきお方は、主イエス・キリスト、ただおひとりです。このお方こそ、まことの「真理」であり、すべての「道」であり、そして「命」の源なのです。
主イエス様は弟子たちに、堅い約束をなされました。
「私は、あなたがたを決して孤児にはしません。」
ステパノは、一人ではありませんでした。この時、何と三位一体の創造主なる神様が、一同に目見えられたのです。
天には、父なる神様と神の御子イエス様。
そしてステパノの内には、聖霊なるお方が、共におられました。》