• 日々のみ言葉 2019年2月20日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年2月20日(水)

    ◎聖書箇所【使徒の働き8章9節~11節】
    8:9 ところが、この町にシモンという人がいた。彼は以前からこの町で魔術を行なって、サマリヤの人々を驚かし、自分は偉大な者だと話していた。
    8:10 小さな者から大きな者に至るまで、あらゆる人々が彼に関心を抱き、「この人こそ、大能と呼ばれる、神の力だ。」と言っていた。
    8:11 人々が彼に関心を抱いたのは、長い間、その魔術に驚かされていたからである。

    ◎ショートメッセージ
    《ここでルカは、不思議な記事を挿入しています。何とペテロと同じ名前で、シモンと言う魔術師が、その町に住んでいたと言うのです。

     しかも以前からこの町で魔術を行なっていたと言うわけです。そして大人から子供に至るまで、彼に関心を抱き、「この人こそ、大能と呼ばれる、神の力だ。」と、褒め称えていたと言うのです。
     なぜなら、その魔術に驚かされていたと言うわけですから。

     使徒パウロは、このように教えています。

    『しかし、驚くには及びません。サタンさえ光の御使いに変装するのです。ですから、サタンの手下どもが義のしもべに変装したとしても、格別なことはありません。彼らの最後はそのしわざにふさわしいものとなります。(第Ⅱコリント11:14~11:15)』と。

     悪魔と悪霊は、御使いが堕落した者であって、かつて御使いであった時に持っていた力は、ほとんどそのまま維持していると言っても過言ではないでしょう。よって悪魔に仕える者には、それなりのしるしと不思議が伴うのです。

     しかし本物ではありません。あくまで偽物なのです。彼らは騙そうとするのです。偽物を本物に見せようとするのです。

     今現在においても、このようなことは日常茶飯事です。何と多くの詐欺が、我が物顔でまかり通っていることでしょうか。

     日本では特に、何と多くの「振り込め詐欺」が横行していることでしょうか。しかし、パウロは言います。「彼らの最後はそのしわざにふさわしいものとなる。」と。

     罪を犯す者は、誰にも知られなければ、また捕まらなければ良い、と考えますが、まさに神をも恐れない仕業であるのです。

     しかし、すべての人の主であられる神の御子イエス様と、罪を犯した自分自身を欺くことは、絶対に出来ません。

     証人喚問に招聘された者は、ほぼ同じことを、いつも口にします。

    「記憶にございません。」

     しかし、その人の名前がつけられた「行ないの書」には、すべてが記されています。まるでドライブレコーダーのごとく、その人が生まれた瞬間から、この世における人生を終えるまで、すべてが詳細にわたって、思ったことも、克明に記録されているのです。

     もちろんまだ「救いに至る道」は開かれています。主イエス様の十字架の御わざによって開かれた「永遠の命」に至る門は、まだ閉じられてはいないのです。

     しかしやがてその門が閉じられる時が必ずやって来ます。なぜなら門は開きっぱなしではなく、閉じる機能がついているからこそ門であって、しかもそのカギは、外側ではなく内側にかけられるのです。》

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