◇◆◇日々のみ言葉
2019年3月1日(金)
◎聖書箇所【使徒の働き8章25節】
8:25 このようにして、使徒たちはおごそかにあかしをし、また主の言葉を語って後、エルサレムへの帰途につき、サマリヤ人の多くの村でも福音を宣べ伝えた。
◎ショートメッセージ
《ペテロは魔術師シモンに言いました。
「あなたの金は、あなたと共に滅びるがよい。あなたは金で神の賜物を手に入れようと思っているからです。
あなたは、このことについては何の関係もないし、それにあずかることもできません。あなたの心が神の前に正しくないからです。
だから、この悪事を悔い改めて、主に祈りなさい。あるいは、心に抱いた思いが赦されるかもしれません。
あなたはまだ苦い胆汁と不義のきずなの中にいることが、私にはよくわかっています。」
シモンは答えて言った。
「あなたがたの言われた事が何も私に起こらないように、私の為に主に祈って下さい。」
この後のことについては、ルカは書き記してはいません。
しかし、私は思うのです。ペテロとヨハネは、彼の為に取りなしの祈りをしたことを。その証拠として、ペテロはこのように言っているからです。
「あなたはまだ苦い胆汁と不義のきずなの中にいることが、私にはよくわかっています。」
彼が悪魔のくびきから解放され、真に自由になるよう、手助けをしたと思われます。
さて、「使徒たちはおごそかにあかしをし、また主の言葉を語って」とルカは書き記していますが、ペテロとヨハネが語ったことは、主イエス様の「十字架」と「復活」と「昇天」のことです。
なぜなら彼らは、まさに「証人」であるからです。彼らは見たのです。彼らは真に体験したのです。
そして「主の言葉」とは、主イエス様が語られた教えです。私は「山上の垂訓」であると思っています。
『「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。
悲しむ者は幸いです。その人は慰められるからです。
柔和な者は幸いです。その人は地を相続するからです。
義に飢え渇いている者は幸いです。その人は満ち足りるからです。
あわれみ深い者は幸いです。その人はあわれみを受けるからです。
心のきよい者は幸いです。その人は神を見るからです。
平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからです。」(マタイの福音書5:3~5:9)』
そして、エルサレムへの帰途につきながら、他のサマリヤ人の多くの村でも福音を宣べ伝えました。
『この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名の他は、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」(使徒の働き4:12)』
私たちは、このお方を信じています。
私たちは、このお方を信頼しています。
そして、私たちは、このお方に従うのです。
なぜなら、このお方こそが、真に神の御子であり、救い主であられるからです。》