• 日々のみ言葉 2019年4月5日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年4月5日(金)

    ◎聖書箇所【使徒の働き9章32節~35節】
    9:32 さて、ペテロはあらゆる所を巡回したが、ルダに住む聖徒たちのところへも下って行った。
    9:33 彼はそこで、八年の間も床に着いているアイネヤという人に出会った。彼は中風であった。
    9:34 ペテロは彼にこう言った。「アイネヤ。イエス・キリストがあなたをいやしてくださるのです。立ち上がりなさい。そして自分で床を整えなさい。」すると彼はただちに立ち上がった。
    9:35 ルダとサロンに住む人々はみな、アイネヤを見て、主に立ち返った。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。

     ルダとは、ヨッパ(現在のテル・アビブ)の南東約18キロ離れた、シャロン平野とアヤロン峡谷との境にある町のことです。旧約名はロデで、現在もルドと呼ばれています。 この町は元来ベニヤミン人エルパアルの子らが建てたものの一つで、バビロン捕囚から帰還した人々の居住地にも数え上げられていました。かなり早い時期からクリスチャンの群が存在した比較的大きな町であると言われています。

     ペテロは、後にヨッパの皮なめしのシモンの家に滞在して、じっくりと伝道に腰を据えるのですが、そこへ行く直前のことです。

    「ルダに住む聖徒たち」とは、おそらくサウロの迫害により、地方に散らされた信徒たちのことであり、大勢の信徒が信仰を守っていたのです。
     しかし、エルサレムを追い出され、自分たちを導いてくれる指導者がいなかった所為か、信仰から気持ちが離れてしまっていたのかも知れません。

     今現在でもそうではありませんか。

     無牧の教会では、なかなか信仰を保ち続けることは難しいからです。牧師は、神学校を卒業しただけでなく、主イエス様から召しを受けており、またシモン・ペテロのように、羊飼いとして、任命されている存在なのです。
     よって聖霊様の導きによって、教会を正しい方向へと導く責務を負わされているのです。指導者は、必要です。

     もちろん指導者には、それなりの責任が、主イエス様から問われることになります。パウロは言います。「誰もが教師になってはならない。」と。

     さて、そんなルダへ、聖霊によってシモン・ペテロが遣わされて来ました。そこには、何と八年の間も床に着いているアイネヤという人物がいたのです。彼は中風であり、寝たきりでした。

     ルカは、「出会った」と書いていますが、むしろ聖霊によって、ペテロがアイネヤの所に導かれたのではないでしょうか。

     私は、アイネヤの願いと祈り、そして彼の為に祈っていた信徒たちの祈りに、主イエス様が答えられたと思っています。

     明日も同じ所から、考えて見ましょう。》

Comments are closed.