◇◆◇日々のみ言葉
2019年4月10日(水)
◎聖書箇所【使徒の働き9章40節~41節】
9:40 ペテロはみなの者を外に出し、ひざまずいて祈った。そしてその遺体のほうを向いて、「タビタ。起きなさい。」と言った。すると彼女は目をあけ、ペテロを見て起き上がった。
9:41 そこで、ペテロは手を貸して彼女を立たせた。そして聖徒たちとやもめたちとを呼んで、生きている彼女を見せた。
◎ショートメッセージ
《ペテロは、主イエス様が三度にわたって死人を生き返らせた時、その場に居合わせていました。
その一番最初のケースは、カペナウムの会堂管理人ヤイロの一人娘です。
マルコの福音書によりますと、
『すると、会堂管理者のひとりでヤイロという者が来て、イエスを見て、その足もとにひれ伏し、一生懸命願ってこう言った。
「私の小さい娘が死にかけています。どうか、おいで下さって、娘の上に御手を置いてやって下さい。娘が直って、助かるようにして下さい。」
そこで、イエスは彼と一緒に出かけられた。すると会堂管理者の家から人がやって来て言った。
「あなたのお嬢さんはなくなりました。なぜこのうえ先生を煩わすことがありましょう。」
イエスは、その話の言葉をそばで聞いて、会堂管理者に言われた。
「恐れないで、ただ信じていなさい。」
そして、ペテロとヤコブとヤコブの兄弟ヨハネの他は、誰も自分と一緒に行くのをお許しにならなかった。
彼らはその会堂管理者の家に着いた。イエスは、人々が、取り乱し、大声で泣いたり、わめいたりしているのをご覧になり、中にはいって、彼らにこう言われた。
「なぜ取り乱して、泣くのですか。子どもは死んだのではない。眠っているのです。」
人々はイエスをあざ笑った。しかし、イエスはみんなを外に出し、ただその子どもの父と母、それにご自分の供の者たちだけを伴って、子どものいる所へはいって行かれた。
そして、その子どもの手を取って、「タリタ、クミ。」と言われた。(訳して言えば、「少女よ。あなたに言う。起きなさい。」という意味である。)
すると、少女はすぐさま起き上がり、歩き始めた。十二歳にもなっていたからである。彼らはたちまち非常な驚きに包まれた。イエスは、このことを誰にも知らせないようにと、きびしくお命じになり、さらに、少女に食事をさせるように言われた 『(マルコの福音書5:22~5:24および5:35~5:43抜粋)』と書かれています。
ヨッパのタビタ(ドルカス)の場合には、ヤイロの一人娘と同じような状況ではなかったのではないでしょうか。
それゆえ、ペテロは、ヤイロの娘を生き返らせた主イエス様と、ほぼ同じように行なったのではないでしょうか。
すると、彼女は目を開けたのです。明日も同じ箇所からとなります。》