• 日々のみ言葉 2019年5月6日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年5月6日(月)

    ◎聖書箇所【使徒の働き10章36節】
    10:36「神はイエス・キリストによって、平和を宣べ伝え、イスラエルの子孫にみ言葉をお送りになりました。このイエス・キリストはすべての人の主です。」

    ◎ショートメッセージ
    《コルネリオの言葉を聞いたペテロは、「口を開いて」語り始めました。
    「これで私は、はっきりわかりました。神はかたよったことをなさらず、どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行なう人なら、神に受け入れられるのです。」

     ルカがあえて、「口を開いて」と書き記したことは、ペテロが威厳と権威をもって大きな声で語り始めたことを表わしています。

     なぜペテロはそうしたのでしょうか。
     それは、主イエス様が同じように、大勢の人に向かって大切な真理を語られた時には、いつもそのように話されたからです。

     山上の垂訓の時には、
    『この群衆を見て、イエスは山に登り、おすわりになると、弟子たちがみもとに来た。
    そこで、イエスは口を開き、彼らに教えて、言われた。(マタイの福音書5:1~5:2)』
    ことを、マタイは書き記しています。もちろんペテロもその場に居合わせました。

    「神はイエス・キリストによって、平和を宣べ伝え、イスラエルの子孫にみ言葉をお送りになりました。このイエス・キリストはすべての人の主です。」

     ペテロは、ここで、「イエス・キリストはすべての人の主です。」と語っています。おそらく今までは、「全てのユダヤ人の主」と言う考え方であったはずですが、ここで彼は、初めて、主イエス・キリストは「すべての国民の主」であることを悟ったのです。

     後に使徒パウロは、次のように、ローマ人への手紙に書き記しています。

    『聖書はこう言っています。
    「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」
     ユダヤ人とギリシヤ人との区別はありません。同じ主が、すべての人の主であり、主を呼び求めるすべての人に対して恵み深くあられるからです。
    「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる。」のです。(ローマ10:11~10:13)』

     また、「すべての人の主」と言うことは、すべての国民の主であるだけでなく、過去、現在、未来においても、存在したすべての人の主であることを、ペテロは、聖霊様に満たされて、預言したのです。

     よって、「私とは何の関係もない」と思っている人々にとっても、イエス様は主であられるのです。
     この方は、創造主なる神様でもあり、すべての人は、イエス様によって創造されたのです。また、主イエス・キリストは、「救い主」、そして再臨され後には、「裁き主」でもあられます。

     人生の最大の目的、そして最高の成功とは、主イエス・キリストなるお方に出会うことです。そして罪赦され、神の子どもとされ、永遠のいのちをいただくことなのです。
     そのことの素晴らしさ、そして何物にも代えることの出来ない大いなる御恵みを、やがて本当に体験し、実感する時が、必ず訪れます。

     日本の人々が、一人でも多く、この恵みと哀れみと愛に触れられることを、真に願っているのです。》

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