• 日々のみ言葉 2019年5月14日(火) 

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年5月14日(火)

    ◎聖書箇所【使徒の働き10章47節~48節】
    10:47「この人たちは、私たちと同じように、聖霊を受けたのですから、いったいだれが、水をさし止めて、この人たちにバプテスマを受けさせないようにすることができましょうか。」
    10:48 そして、イエス・キリストの御名によってバプテスマを受けるように彼らに命じた。彼らは、ペテロに数日間滞在するように願った。

    ◎ショートメッセージ
    《「これで私は、はっきりわかりました。神はかたよったことをなさらず、どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行なう人なら、神に受け入れられるのです。
     神はイエス・キリストによって、平和を宣べ伝え、イスラエルの子孫にみ言葉をお送りになりました。このイエス・キリストはすべての人の主です。
     あなたがたは、ヨハネが宣べ伝えたバプテスマの後、ガリラヤから始まって、ユダヤ全土に起こった事がらを、よくご存じです。それは、ナザレのイエスのことです。神はこの方に聖霊と力を注がれました。このイエスは、神が共におられたので、巡り歩いて良いわざをなし、また悪魔に制せられているすべての者をいやされました。
     私たちは、イエスがユダヤ人の地とエルサレムとで行なわれたすべてのことの証人です。人々はこの方を木にかけて殺しました。しかし、神はこのイエスを三日目によみがえらせ、現われさせて下さいました。
     しかし、それはすべての人々にではなく、神によって前もって選ばれた証人である私たちにです。私たちは、イエスが死者の中からよみがえられて後、ご一緒に食事をしました。
     イエスは私たちに命じて、このイエスこそ生きている者と死んだ者とのさばき主として、神によって定められた方であることを人々に宣べ伝え、そのあかしをするように、言われたのです。
     イエスについては、預言者たちも皆、この方を信じる者は誰でも、その名によって罪の赦しが受けられる、とあかししています。」

     ところで、このシモン・ペテロの説教を誰が書き留めていたのでしょうか。聖書には書かれてはいませんが、この場所に、ペテロの通訳者であるヨハネ・マルコが同席していたことは間違いありません。
     続いて、『なおもこれらの言葉を話し続けているとき、み言葉に耳を傾けていたすべての人々に、聖霊がお下りになった。』と言うことは、マルコは書き留めている時に、突然、大いなる前兆と共に、驚くべき光景に、ペテロの言葉を聞き逃してしまったのです。また、正統的なユダヤ人の信者で、ヨッパからペテロと一緒に来た人たちも、異邦人にも聖霊が注がれたことに驚いたのです。なぜなら、コルネリオと家族と親戚の人々が異言を話し、神様を賛美したからです。
     シモン・ペテロは、アラム語しか話せませんでしたが、彼らが語る言葉を知っている信者がヨッパから来ていたと考えられます。

     もししましたら、国際都市であるヨッパの信者たちは、数カ国語以上話せる者が普通であり、彼らの分かる言語を、神様は、あえてコルネリオたちの口を通して語らせたかも知れないのです。
     それならば、その内容が十分に分かります。つまり意味不明な言葉ではなく、きちんとした言語によって、神様を褒め称えていることが。

     その光景に目を丸くして、見ていたシモン・ペテロは言います。
    「この人たちは、私たちと同じように、聖霊を受けたのですから、いったい誰が、水をさし止めて、この人たちにバプテスマを受けさせないようにすることができましょうか。」

     明日も同じ箇所からとなります。》

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