• 日々のみ言葉 2019年5月15日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年5月15日(水)

    ◎聖書箇所【使徒の働き10章47節~48節】
    10:47「この人たちは、私たちと同じように、聖霊を受けたのですから、いったい誰が、水をさし止めて、この人たちにバプテスマを受けさせないようにすることができましょうか。」
    10:48 そして、イエス・キリストの御名によってバプテスマを受けるように彼らに命じた。彼らは、ペテロに数日間滞在するように願った。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からです。

     さて、今日はこの不思議な光景を、もう一度考えて見たいと思います。つまり、普通の場合と言いますか、本来は主イエスの御名によるバプテスマを受けた者が、聖霊のバプテスマを受けるのが、順序ではないかと思われるのですが、ここでは逆転現象のようなことが起こっています。

     ルカは、「使徒の働き」にこのように書き記しています。
    『さて、エルサレムにいる使徒たちは、サマリヤの人々が神の言葉を受け入れたと聞いて、ペテロとヨハネを彼らの所へ遣わした。ふたりは下って行って、人々が聖霊を受けるように祈った。
     彼らは主イエスの御名によってバプテスマを受けていただけで、聖霊がまだ誰にも下っておられなかったからである。ふたりが彼らの上に手を置くと、彼らは聖霊を受けた。(使徒の働き8:14~8:17)』と。

     ここから分かりますように、ペテロとヨハネが、主イエスを信じたサマリヤの人々の所へ遣わされた時、「彼らは主イエスの御名によってバプテスマを受けていた」ことは事実であって、しかしまだ聖霊のバプテスマを受けてはいなかったのです。

     ここで、「主イエスの御名によってバプテスマを受けていた」と言うことは、信仰告白をしたことであり、そして悔い改めと生まれ変わりことの象徴としてのバプテスマを授かったことになります。

     しかし、コルネリオの場合は、その真逆なのです。この時、ペテロの前にいた人々は、主イエスを救い主として信じ、受け入れたと言う信仰告白をまだしてはいないのです。 それなのに、聖霊が降られました。

     これはどのような意味なのでしょうか。
     リバイバルはこのように突如として起こることを表わしているのです。

     シモン・ペテロは、聖霊のバプテスマを授かったコルネリオたちへ、主イエスを救い主として受け入れ、また真理を悟らさせる為にも、主イエスの御名によるバプテスマを授けるよう彼らに命じました。

     ローマ人は、入浴する習慣があり、また入浴することを好んでいましたから、コルネリオの家の中にも、大きな浴場があったことは、ほぼ間違いありません。
     シモン・ペテロとヨッパから来た弟子たちは、浴場において、主の御名によるバプテスマを授けたと思われます。

     その後コルネリオは、ペテロに数日間滞在するように懇願しました。
     なぜなら、主イエス・キリストのなされた偉大な御わざについて、また主の証人として、ペテロが知っている真理と真実を、出来る限り伝授してもらうことを願ったからです。》

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