• 日々のみ言葉 2019年6月16日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年6月16日(日)

    ◎聖書箇所【使徒の働き12章18節~19節】
    12:18 さて、朝になると、ペテロはどうなったのかと、兵士たちの間に大騒ぎが起こった。
    12:19 ヘロデは彼を捜したが見つけることができないので、番兵たちを取り調べ、彼らを処刑するように命じ、そして、ユダヤからカイザリヤに下って行って、そこに滞在した。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所になります。

     これと同じことが、主イエス様の復活の時に起こりました。
     マタイによりますと、
    『さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方、マグダラのマリヤと、ほかのマリヤが墓を見に来た。すると、大きな地震が起こった。それは、主の使いが天から降りて来て、石をわきへころがして、その上にすわったからである。
     その顔は、いなずまのように輝き、その衣は雪のように白かった。番兵たちは、御使いを見て恐ろしさのあまり震え上がり、死人のようになった。すると、御使いは女たちに言った。
    「恐れてはいけません。あなたがたが十字架につけられたイエスを捜しているのを、私は知っています。ここにはおられません。前から言っておられたように、よみがえられたからです。来て、納めてあった場所を見てごらんなさい。ですから急いで行って、お弟子たちにこのことを知らせなさい。イエスが死人の中からよみがえられたこと、そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれ、あなたがたは、そこで、お会いできるということです。では、これだけはお伝えしました。」
     そこで、彼女たちは、恐ろしくはあったが大喜びで、急いで墓を離れ、弟子たちに知らせに走って行った。すると、イエスが彼女たちに出会って、「おはよう。」と言われた。 彼女たちは近寄って御足を抱いてイエスを拝んだ。すると、イエスは言われた。
    「恐れてはいけません。行って、私の兄弟たちに、ガリラヤに行くように言いなさい。そこで私に会えるのです。」
     女たちが行き着かないうちに、もう、数人の番兵が都に来て、起こった事を全部、祭司長たちに報告した。そこで、祭司長たちは民の長老たちと共に集まって協議し、兵士たちに多額の金を与えて、こう言った。
    「『夜、私たちが眠っている間に、弟子たちがやって来て、イエスを盗んで行った。』と言うのだ。もし、このことが総督の耳にはいっても、私たちがうまく説得して、あなたがたには心配をかけないようにするから。」
    そこで、彼らは金をもらって、指図されたとおりにした。それで、この話が広くユダヤ人の間に広まって今日に及んでいる。(マタイの福音書28:1~28:15)』と書かれています。

     神様は、特別な哀れみと計らいによって、見張りの4人のローマ兵の命を救いました。彼らこそが、真の意味において、主イエス様の復活の証人なのです。ローマ式封印が御使いの手によって、打ち砕かれたことを、彼らは目撃したのです。
     伝承では200キロ以上の重さの丸い墓石の蓋が、コロコロと転がって行きました。しかも十字に固定された分厚いロープと鎖が、一瞬にして引きちぎられたのです。到底人間業ではあり得ません。

     今回のシモン・ペテロの時もそうだったのです。常識では考えられない「しるし」が残されていたのです。

     しかし、神様の御わざとしか説明出来ない事態にも関わらず、ヘロデ・アンティパスは、兵士たちを処刑します。取り調べにも、無実を主張し、実際に無実な彼らを。

     そして、ついに忍耐しておられた神様の裁きが、アンティパスに下されるのです。》

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