◇◆◇日々のみ言葉
2019年7月15日(月)
◎聖書箇所【使徒の働き13章33節~34節】
13:33 「神は、イエスをよみがえらせ、それによって、私たち子孫にその約束を果たされました。詩篇の第二篇に、『あなたは、私の子。きょう、私があなたを生んだ。』と書いてあるとおりです。
13:34 神がイエスを死者の中からよみがえらせて、もはや朽ちることのない方とされたことについては、『私はダビデに約束した聖なる確かな祝福を、あなたがたに与える。』というように言われていました。」
◎ショートメッセージ
《使徒パウロは続けます。
「私たちは、神が先祖たちに対してなされた約束について、あなたがたに良い知らせをしているのです。」
「良い知らせ」とは「福音」のことです。
使徒パウロは、福音のことについて、このように書簡に書き記しています。
『兄弟たち。私は今、あなたがたに福音を知らせましょう。これは、私があなたがたに宣べ伝えたもので、あなたがたが受け入れ、また、それによって立っている福音です。
また、もしあなたがたがよく考えもしないで信じたのでないなら、私の宣べ伝えたこの福音のことばをしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。
私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと、また、ケパに現われ、それから十二弟子に現われたことです。
その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現われました。その中の大多数の者は今なお生き残っていますが、すでに眠った者もいくらかいます。その後、キリストはヤコブに現われ、それから使徒たち全部に現われました。そして、最後に、月足らずで生まれた者と同様な私にも、現われて下さいました。(第Ⅰコリント人への手紙15:1~15:8)』と。
今日の「日々のみ言葉」の聖書箇所においても、パウロは二度も繰り返し述べています。すなわち、
「神は、イエスをよみがえらせ」
「神がイエスを死者の中からよみがえらせて」と。
私たちは、教理を信じているのではありません。
私たちは、十字架にかかられ、確かに死なれ、そして三日目によみがえられた、今も生きておられるお方を救い主として、キリストとして信じ信頼している者なのです。
そしてパウロが言いますように、
『私はキリストと共に十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。いま私が、この世に生きているのは、私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰によっているのです。(ガラテヤ人への手紙2:20)』と言う者なのです。
主イエス様は、よみがえられました。死人の中から復活されました。誰の為に。あなたが生きる為に。私が生きる為にです。
これが「福音」なのです。「福音」とは、主イエス様そのものであられ、主イエス様の人格なのです。》