• 日々のみ言葉 2019年7月16日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年7月16日(火)

    ◎聖書箇所【使徒の働き13章33節~34節】
    13:33「神は、イエスをよみがえらせ、それによって、私たち子孫にその約束を果たされました。詩篇の第二篇に、『あなたは、私の子。きょう、私があなたを生んだ。』と書いてあるとおりです。
    13:34 神がイエスを死者の中からよみがえらせて、もはや朽ちることのない方とされたことについては、『私はダビデに約束した聖なる確かな祝福を、あなたがたに与える。』というように言われていました。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からです。

     パウロは、詩篇とイザヤ書から、メシヤ預言を引用しています。

    『「私は主の定めについて語ろう。主は私に言われた。『あなたは、私の子。きょう、私があなたを生んだ。」(詩篇2:7)』

    『耳を傾け、私のところに出て来い。聞け。そうすれば、あなたがたは生きる。私はあなたがたととこしえの契約、ダビデへの変わらない愛の契約を結ぶ。(イザヤ書55:3)』

     ここからも、いかにパウロが旧約聖書全体について、しっかりと把握し、また記憶していたことが分かります。
     もちろん、これは持って生まれた才能、いや神様からいただいた賜物と言うことも出来ますが、パウロの熱心な努力もあったからなのです。

     ガラテヤ人への手紙には、
    『以前ユダヤ教徒であったころの私の行動は、あなたがたがすでに聞いているところです。私は激しく神の教会を迫害し、これを滅ぼそうとしました。また私は、自分と同族で同年輩の多くの者たちに比べ、はるかにユダヤ教に進んでおり、先祖からの伝承に人一倍熱心でした。
     けれども、生まれたときから私を選び分け、恵みをもって召してくださった方が、異邦人の間に御子を宣べ伝えさせるために、御子を私のうちに啓示することをよしとされたとき、私はすぐに、人には相談せず、先輩の使徒たちに会うためにエルサレムにも上らず、アラビヤに出て行き、またダマスコに戻りました。
    それから三年後に、私はケパをたずねてエルサレムに上り、彼のもとに十五日間滞在しました。(ガラテヤ人への手紙1:13~1:18)』と、パウロは書き記しています。

     ダマスコへの途上において、主イエス様とお会いしたサウロは、ダマスコにおいて三年間学びの時を与えられました。
     その三年間に彼は、ただボーッとしていたわけではなく、主イエス様こそが旧約聖書全体に預言されたメシヤであることを徹底的に調べ上げ、み言葉によって確信したのです。

     この体験こそが、彼が異邦人の使徒として立ち上がって行く大きな土台となり得たのです。
     私たちは、生きておられるお方を信じています。しかし、その信仰の土台はあくまで、絶対的権威のある「聖書」に置くべきです。
     私たちの中に住んでおられる聖霊は、み言葉を通して真理と確信を与えて下さいます。

     もし、何かが示されたとしても、聖書に書かれた事柄と相反するならば、それは神様からではなく、敵もしくは自分の思いか声であることを、疑うべきなのです。》

Comments are closed.