• 日々のみ言葉 2019年7月17日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年7月17日(水)

    ◎聖書箇所【使徒の働き13章35節~37節】
    13:35「ですから、ほかの所でこう言っておられます。『あなたは、あなたの聖者を朽ち果てるままにはしておかれない。』
    13:36 ダビデは、その生きていた時代において神のみこころに仕えて後、死んで先祖の仲間に加えられ、ついに朽ち果てました。
    13:37 しかし、神がよみがえらせた方は、朽ちることがありませんでした。」

    ◎ショートメッセージ
    《「神は、イエスをよみがえらせ、それによって、私たち子孫にその約束を果たされました。詩篇の第二篇に、『あなたは、私の子。きょう、私があなたを生んだ。』と書いてあるとおりです。
     神がイエスを死者の中からよみがえらせて、もはや朽ちることのない方とされたことについては、『私はダビデに約束した聖なる確かな祝福を、あなたがたに与える。』というように言われていました。」

     パウロは、旧約聖書から、自分自身が三年間にわたって調べ上げたみ言葉を引用して、イエス様こそ、イスラエルが永い年月にわたって待ち望んだ「メシヤ」であることを、立証しているのです。

    「ですから、ほかの所でこう言っておられます。『あなたは、あなたの聖者を朽ち果てるままにはしておかれない。』」

     このみ言葉は、詩篇16篇からの引用です。
    『まことに、あなたは、私のたましいをよみに捨ておかず、あなたの聖徒に墓の穴をお見せにはなりません。(詩篇16:10)』

     詩篇16篇の始めには、ダビデのミクタムと書かれています。

    「ミクタム」とは、詩篇16篇、56篇~60篇の題目に出てくる言葉であって、アッカド語の「覆う」という単語に由来することから、「罪を覆う」こと、または「贖う」ことと解釈されています。

     パウロは、ダビデが言う「私」とは、ダビデ自身のことではなく、イエス様を指し示すことを明確にしています。確かにダビデ王は、その命を全うして死んだのです。そしてその肉体は朽ちたのです。
     しかし、主イエス様は違います。神様によって、よみがえられたのです。よってその肉体が朽ちることは、絶対にありえませんでした。

     イエス様が復活された時、最初にその場面に遭遇したのは、4人のローマ兵でした。ポンテオ・ピラトや祭司長や祭司たちは、全力でイエス様の遺体を捜させます。遺体があれば、復活したと言うことを翻すことが出来るからです。

     しかし、彼らはイエス様の遺体をどうしても見つけることは出来ませんでした。当然です。なぜなら、生きておられるからです。
     このお方は、今も生きておられ、私たち一人一人の為に取りなしをしておられます。》

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