◇◆◇日々のみ言葉
2019年7月25日(木)
◎聖書箇所【使徒の働き13章48節~49節】
13:48 異邦人たちは、それを聞いて喜び、主のみ言葉を賛美した。そして、永遠のいのちに定められていた人たちは、みな、信仰にはいった。
13:49 こうして 、主のみ言葉は、この地方全体に広まった。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。
ルカがここで書き記しています「異邦人」とは、ユダヤ人以外の人々を指し示しますが、おもにギリシャ人とローマ人のことです。
「神の言葉は、まずあなたがたに語られなければならなかったのです。しかし、あなたがたはそれを拒んで、自分自身を永遠のいのちにふさわしくない者と決めたのです。見なさい。私たちは、これからは異邦人のほうへ向かいます。なぜなら、主は私たちに、こう命じておられるからです。
『私はあなたを立てて、異邦人の光とした。あなたが地の果てまでも救いをもたらすためである。』」
バルナバとパウロのこの言葉は、パリサイ人や律法学者たちに向けて語られたのです。この宣言を聞いていた、その場に集まっていたギリシヤ人やローマ人たちは、喜び賛美したのです。彼らが賛美した「主のみ言葉」とは、詩篇のことです。
さて、本日の一番大事な大切な真理とは、
『永遠のいのちに定められていた人たちは、みな、信仰にはいった。』と言うことです。
『次の安息日には、ほとんど町中の人が、神の言葉を聞きに集まって来た。(使徒の働き13:44)』とルカは書き記していますが、この時集まって来た人は偶然でしょうか。
いいえ。
集まって来たのではなく、聖霊様によって集められたのです。私たちは自分の意思で行動していると思うのですが、実は神様の愛と哀れみの御手の中にあって、導かれているのです。
そして、「永遠のいのちに定められていた人たち」とは、その人が生まれる前から、この世界が創造される前から、神様によって選ばれた者であると言うことです。
パウロは確信を持って語ります。
『神は私たちを世界の基の置かれる前からキリストのうちに選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。神は、ただみ心のままに、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられたのです。(エペソ人への手紙1:4~1:5)』と。
これが私たちです。
あなたであって、私です。私たちなのです。
私たちは、永遠のいのちを持っています。それは死んでから与えられる「いのち」ではなく、主イエス様が再臨されてから与えられる「いのち」でもなく、今すでに持っている「いのち」なのです。持ち続けている「いのち」なのです。何と光栄なことなのでしょう。》