◇◆◇日々のみ言葉
2019年7月27日(土)
◎聖書箇所【使徒の働き13章50節~52節】
13:50 ところが、ユダヤ人たちは、神を敬う貴婦人たちや町の有力者たちを扇動して、パウロとバルナバを迫害させ、ふたりをその地方から追い出した。
13:51 ふたりは、彼らに対して足のちりを払い落として、イコニオムへ行った。
13:52 弟子たちは喜びと聖霊に満たされていた。
◎ショートメッセージ
《使徒の働きの 13章の学びは、今日で終え、明日からは14章にはいって行きたいと思います。
今日は、昨日と同じ箇所からとなります。
ピシデヤのアンテオケのユダヤ人たちは、ねたみに燃え、神を敬う貴婦人たちや町の有力者たちを扇動し、パウロとバルナバを迫害しました。
主イエス様は、弟子たちにこのように言われました。
『「もし世があなたがたを憎むなら、世はあなたがたよりも私を先に憎んだことを知っておきなさい。
もしあなたがたがこの世のものであったなら、世は自分のものを愛したでしょう。しかし、あなたがたは世のものではなく、かえって私が世からあなたがたを選び出したのです。それで世はあなたがたを憎むのです。
しもべはその主人にまさるものではない、と私があなたがたに言った言葉を覚えておきなさい。もし人々が私を迫害したなら、あなたがたをも迫害します。もし彼らが私の言葉を守ったなら、あなたがたの言葉をも守ります。しかし彼らは、私の名のゆえに、あなたがたに対してそれらのことをみな行ないます。それは彼らが私を遣わした方を知らないからです。
もし私が来て彼らに話さなかったら、彼らに罪はなかったでしょう。しかし今では、その罪について弁解の余地はありません。私を憎んでいる者は、私の父をも憎んでいるのです。」(ヨハネの福音書15:18~15:23)』と。
ここでイエス様は、神様の選民であるユダヤ人たちが、はっきりと「父なる神」すなわち、「主イエス様を遣わした方」を知らない、と言っておられるのです。
唯一の創造主なる神様、ヤーヴェなるお方を信じているはずの彼らが、その神様を知らないと言われるのです。これは、最大の悲劇です。
聖書は、明確に礼拝すべきお方が誰であるのかを示しています。それは、人となって来られた神の御子、主イエス様なのです。
十字架にかかられ、私たちの罪の身代わりとして死んで下さったお方。
そして三日目によみがえられたお方。
このお方こそが、救い主であられ、神様なのです。このお方以外に、人類に救われるべき名前は、何一つ与えられてはいないのです。
パウロとバルナバは、主イエス様が命じられたように、町の外に出ると、彼らに対して足のちりを払い落としました。そしてそこから144キロ離れたイコニオムに向かったのです。
「弟子たちは喜びと聖霊に満たされていた。」と、ルカは13章をこの言葉によって締めくくっています。
これは、パウロとバルナバだけでなく、「使徒の働き」の時代、主イエス様の弟子たちは、いつも喜びに満ちあふれ、そして聖霊様に満たされていたと言うことです。
パウロはこう勧めています。
『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。(第Ⅰテサロニケ5:16~5:18)』と。》