◇◆◇日々のみ言葉
2019年7月30日(火)
◎聖書箇所【使徒の働き14章2節~3節】
14:2 しかし、信じようとしないユダヤ人たちは、異邦人たちをそそのかして、兄弟たちに対し悪意を抱かせた。
14:3 それでも、ふたりは長らく滞在し、主によって大胆に語った。主は、彼らの手にしるしと不思議なわざを行なわせ、み恵みの言葉の証明をされた。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所となります。
昨日は、主イエス様の御名を信じる者と信じない者との結末の違いについて、考えて見ました。
「人が救われる」と言うことは、紛れもなく『奇跡』の何ものでもありません。
この時には、聖霊様が降られてから、まだそれほど年月は過ぎ去っておりません。イエス様を信じる者には、その人の内側に聖霊様がおられ、弟子たちは聖霊様に満たされていたのです。
もちろん、今現在でも、イエス様を信じ、救いの恵みにあずかった信徒の内側には、聖霊様は住んで下さっておられます。私たちは決して一人ぼっちではないのです。
真に、イエス様が言われた通りです。
『「私は、あなたがたを捨てて孤児にはしません。」(ヨハネの福音書14:18前)』と。
さて、パウロとバルナバの言葉を信じようとしないユダヤ人たちは、イコニオムのローマ人とギリシャ人たちをそそのかし、二人に対する悪意を抱かせました。
具体的に何を行なったのか、詳細は分かりかねますが、可能性として考えられますことは、パウロがして来たことの矛盾ではないでしょうか。
なぜなら、以前のサウロはクリスチャンを迫害し、教会を滅ぼしたのですから。その同じ男が、今度はその教えを宣べ伝えていると言うのです。何とも摩訶不思議な話ではありませんか。
しかしルカは、それでもパウロとバルナバは、長期にわたってイコニオムに滞在し、聖霊に満たされ、力強く大胆に、イエス様の成された真理を語り続けました。
主も彼らの手にしるしと不思議なわざを行なわせ、み恵みの言葉を証明されたのです。
主の約束された通りです。
「まことに、まことに、あなたがたに告げます。私を信じる者は、私の行なうわざを行ない、またそれよりもさらに大きなわざを行ないます。私が父のもとに行くからです。」
またマルコは、次のように、その福音書を締めくくっています。
『それから、イエスは彼らにこう言われた。
「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。信じてバプテスマを受ける者は、救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。
信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、私の名によって悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。」
主イエスは、彼らにこう話されて後、天に上げられて神の右の座に着かれた。そこで、彼らは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主は彼らと共に働き、み言葉に伴うしるしをもって、み言葉を確かなものとされた。(マルコの福音書16:15~16:20)』と。》