• 日々のみ言葉 2019年8月8日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年8月8日(木)

    ◎聖書箇所【使徒の働き14章19節~20節】
    14:19 ところが、アンテオケとイコニオムからユダヤ人たちが来て、群衆を抱き込み、パウロを石打ちにし、死んだものと思って、町の外に引きずり出した。
    14:20 しかし、弟子たちがパウロを取り囲んでいると、彼は立ち上がって町にはいって行った。その翌日、彼はバルナバと共にデルベに向かった。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からさらに学びます。

     ルカは、ここで「弟子たち」と書き記しています。ルステラにおいて救われたバルナバとパウロの弟子を意味するのでしょうか。
     いいえ。違います。

     シリアのアンテオケ教会は、聖霊様の導きによって、パウロとバルナバの二人だけを遣わしたのです。
     使徒の働きによりますと、
    『さて、アンテオケには、そこにある教会に、バルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、クレネ人ルキオ、国主ヘロデの乳兄弟マナエン、サウロなどという預言者や教師がいた。
     彼らが主を礼拝し、断食をしていると、聖霊が、
    「バルナバとサウロを私のために聖別して、私が召した任務につかせなさい。」と言われた。そこで彼らは、断食と祈りをして、ふたりの上に手を置いてから、送り出した。(使徒の働き13:1~13:3)』と書かれている通りです。

     よって、二人一組のチームとして派遣されたのです。ここに書かれた「弟子たち」とは、主イエス様の弟子たち、すなわち十二使徒のことです。
     その中の数人が、バルナバと共に、パウロの体を取り囲み、主イエス様の御名によって命じたのです。

     なぜなら、イエス様は十二使徒に、この遺言とも言うべき言葉を与えられたからです。

    『「まことに、まことに、あなたがたに告げます。私を信じる者は、私の行なうわざを行ない、またそれよりもさらに大きなわざを行ないます。私が父のもとに行くからです。また私は、あなたがたが私の名によって求めることは何でも、それをしましょう。父が子によって栄光をお受けになる為です。あなたがたが、私の名によって何かを私に求めるなら、私はそれをしましょう。」(ヨハネの福音書14:12~14:14)』

     弟子たちは、主イエス様に、心を一つにして祈り求めたのです。パウロを生き返らせて下さるように。そして、命じたのです。

    「パウロよ。あなたに言う。主イエスの名によって、起きなさい。」

     その瞬間、パウロの目が開いたのです。彼の体中の石で出来た傷もあざも、骨折も一瞬にしていやされましたが、一箇所、おそらく顔だけはいやされてはいなかったのです。
    それが後のパウロが語っている、3度取り去られるように祈った、「肉体のトゲ」なのです。

     パウロは、起き上がるとルステラの町の中に入って行きました。この時、町の人々はいったいどんな反応を示したのでしょうか。

     明日も引き続き、同じ箇所から学びます。》

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