• 日々のみ言葉 2019年8月18日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年8月18日(日)

    ◎聖書箇所【使徒の働き15章5節】
    15:5 しかし、パリサイ派の者で信者になった人々が立ち上がり、「異邦人にも割礼を受けさせ、また、モーセの律法を守ることを命じるべきである。」と言った。

    ◎ショートメッセージ
    《パウロとバルナバ、そして二人と共にアンテオケ教会から遣わされた数名の兄弟たちは、エルサレム教会に到着しました。
     主イエス様が任命された使徒たち(ゼベタイの子ヤコブはいませんが)と、主の兄弟ヤコブを始めとする長老たちに迎えられたのです。
     主イエス様が、パウロとバルナバを通して、異邦人を救いに導かれたこと、その伝道旅行において、何時も神様が彼らと共にいて行なわれたことを、報告したのです。

     それを聞いた使徒たち、そして牧師として重んじられている主の兄弟ヤコブと、主イエス様の公生涯の頃から弟子であった兄弟たちは、神様を褒め称え、そして主イエスの御名に敬意を表し、神様の素晴らしい恵みと哀れみに、感謝を捧げたに違いありません。

     その時です。
     何と意義を唱える者たちが立ち上がったのです。

    「異邦人にも割礼を受けさせ、また、モーセの律法を守ることを命じるべきである。」

     悪魔は、教会を分裂させようと、また破壊しようと、今度は外部からではなく、教会の内部から攻撃を始めたのです。

     ルカは、誰が異議を唱え立ち上がったのか、明確に書き記しています。何と、その者たちは、「パリサイ派の者で信者になった人々」だと言うのです。

     イエス様の三年半におよぶ公生涯において、常に敵であり続けたのは、誰でしたか。
     そうなのです。パリサイ人や律法学者たちなのです。
     この呼び方は、非常に不自然です。本当の呼び方は、「律法学者の中において、最も厳格に口伝律法(先祖が教える言い伝え)を守ることを重んじる宗派、パリサイ派に所属するラビ」であるのです。

     主イエス様は、彼らに対して明確にその罪を示しておられます。
    『「しかし、忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、人々から天の御国をさえぎっているのです。自分もはいらず、はいろうとしている人々をもはいらせないのです。
     忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、やもめたちの家を食いつぶしていながら、見えのために長い祈りをするからです。ですから、あなたがたは、人一倍ひどい罰を受けます。
     忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。改宗者をひとりつくるのに、海と陸とを飛び回り、改宗者ができると、その人を自分より倍も悪いゲヘナの子にするからです。
    忌わしいものだ。目の見えぬ手引きども。あなたがたはこう言う。『だれでも、神殿をさして誓ったのなら、何でもない。しかし、神殿の黄金をさして誓ったら、その誓いを果たさなければならない。』(マタイの福音書23:13~23:16)』と。

     この他にも、何度も主イエス様は、彼らにご自身を信じるよう、また悔い改めるように教え諭されたのです。しかし、その結果はどうであったでしょうか。アリマタヤのヨセフと神学校長ニコデモの二人だけが救われただけです。

     ここからも、エルサレム教会に所属していたという「パリサイ派の者で信者になった人々」とは、偽ものであって、悪魔が忍び込ませた者たちなのです。
     明日も同じ箇所からとなります。》

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