• 日々のみ言葉 2019年8月27日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年8月27日(火)

    ◎聖書箇所【使徒の働き15章13節~18節】
    15:13 ふたりが話し終えると、ヤコブがこう言った。「兄弟たち。私の言うことを聞いて下さい。
    15:14 神が初めに、どのように異邦人を顧みて、その中から御名をもって呼ばれる民をお召しになったかは、シメオンが説明したとおりです。
    15:15 預言者たちの言葉もこれと一致しており、それにはこう書いてあります。
    15:16 『この後、私は帰って来て、倒れたダビデの幕屋を建て直す。すなわち、廃墟と化した幕屋を建て直し、それを元どおりにする。
    15:17 それは、残った人々、すなわち、私の名で呼ばれる異邦人がみな、主を求めるようになるためである。
    15:18 大昔からこれらのことを知らせておられる主が、こう言われる。』」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所となります。
     昨日は、再度、主の兄弟ヤコブのことについて考えて見ました。その結論は、主イエス様は、弟ヤコブが生まれてから、おそらく二十数年にわたって、指導し養育したと思われます。もうすでにこの時から、エルサレム教会初代牧師を見据えておられたのです。

     考えても見て下さい。
     イエス様は、十二使徒と約3年半の年月にわたって寝食を共にし、じかに弟子訓練をされたのです。
     決して長くはありませんが、また短くはない期間だと思われます。
     しかし、弟たちと妹たちは、彼らが生まれてから、兄イエス様が30才になられるまでの長い年月を、一緒に住み、生活したのです。
     一番末っ子が誰であるのか、特定は出来ませんが、その子が生まれた時には、長兄イエス様を始め、五人以上の兄と姉がいたことになります。
     主イエス様は、30才になられるまで、ヨセフとマリヤ、そして弟たちと妹たちに仕えられたのです。

     さて、主の兄弟ヤコブは語り出します。
    「兄弟たち。私の言うことを聞いて下さい。神が初めに、どのように異邦人を顧みて、その中から御名をもって呼ばれる民をお召しになったかは、シメオンが説明したとおりです。預言者たちの言葉もこれと一致しており、それにはこう書いてあります。」

     ここで、十二使徒のリーダーであるペテロを、親しみを込めて「シメオン」と呼んでいます。
     この言葉からも、いかにヤコブが、エルサレム初代教会の中において、信頼され、また柱として重んじられていたことが分かります。

    『この後、私は帰って来て、倒れたダビデの幕屋を建て直す。すなわち、廃墟と化した幕屋を建て直し、それを元どおりにする。それは、残った人々、すなわち、私の名で呼ばれる異邦人がみな、主を求めるようになる為である。大昔からこれらのことを知らせておられる主が、こう言われる。』」

     これは、アモス書9章11節から12節の預言を引用したものです。》

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