◇◆◇日々のみ言葉
2019年9月6日(金)
◎聖書箇所【使徒の働き15章30節~33節】
15:30 さて、一行は送り出されて、アンテオケに下り、教会の人々を集めて、手紙を手渡した。
15:31 それを読んだ人々は、その励ましによって喜んだ。
15:32 ユダもシラスも預言者であったので、多くの言葉をもって兄弟たちを励まし、また力づけた。
15:33 彼らは、しばらく滞在して後、兄弟たちの平安のあいさつに送られて、彼らを送り出した人々のところへ帰って行った。
◎ショートメッセージ
《バルナバとパウロ、そしてアンテオケ教会から彼らと一緒に行動した兄弟たち、そしてエルサレム教会から遣わされたバルサバ(ユダ)とシラス(シルワノ)は、シリヤのアンテオケに下って来ました。
聖都エルサレムから、様々な所に行くことは、すべて「下り」となり、またエルサレムに行くことを「都上り」と言うことは、以前にも学んだ通りです。
アンテオケ教会の兄弟姉妹たちは、戻って来たパウロとバルナバたちを、喜んで歓迎したことは言うまでもありません。そして、彼らに手紙を渡しました。
「兄弟である使徒および長老たちは、アンテオケ、シリヤ、キリキヤにいる異邦人の兄弟たちに、あいさつをいたします。
私たちの中のある者たちが、私たちからは何も指示を受けていないのに、いろいろなことを言ってあなたがたを動揺させ、あなたがたの心を乱したことを聞きました。
そこで、私たちは人々を選び、私たちの愛するバルナバおよびパウロと一緒に、あなたがたのところへ送ることに衆議一決しました。
このバルナバとパウロは、私たちの主イエス・キリストの御名のために、いのちを投げ出した人たちです。こういうわけで、私たちはユダとシラスを送りました。彼らは口頭で同じ趣旨のことを伝えるはずです。
聖霊と私たちは、次のぜひ必要な事のほかは、あなたがたにその上、どんな重荷も負わせないことを決めました。すなわち、偶像に供えた物と、血と、絞め殺した物と、不品行とを避けることです。これらのことを注意深く避けていれば、それで結構です。以上。」
読み終わった時、手紙の中に紹介されていたユダとシラスは、預言者として多くの慰めに満ちた言葉を、教会の兄弟姉妹たちに投げかけ、彼らを励ましたのです。
まさに「預言」は、人々を慰め、励まし、そして教会の徳を高めるものなのです。
パウロは、このように書簡に書いています。
『また、御霊の賜物、特に預言することを熱心に求めなさい。預言する者は、徳を高め、勧めをなし、慰めを与えるために、人に向かって話します。預言する者は教会の徳を高めます。(第Ⅰコリント14:1~14:4抜粋)』と。
今でも、本物の預言は存在します。そして本物が存在すると言うことは、偽物も多く存在すると言うことにもなるのです。
例えば、日本には八百万の神様がいるとされてますが、本物の神様は主イエス様ただお一人であるようにです。
聖書のみ言葉から少しでも外れていたとしたら、その預言は、明らか偽預言です。》