◇◆◇日々のみ言葉
2019年9月5日(木)
◎聖書箇所【使徒の働き15章28節~29節】
15:28「聖霊と私たちは、次のぜひ必要な事のほかは、あなたがたにその上、どんな重荷も負わせないことを決めました。
15:29 すなわち、偶像に供えた物と、血と、絞め殺した物と、不品行とを避けることです。これらのことを注意深く避けていれば、それで結構です。以上。」
◎ショートメッセージ
《エルサレム教会から、アンテオケ教会およびピシデヤのアンテオケ、イコニオム、ルステラとデルベの教会、すなわちパウロとバルナバの宣教によって生まれた異邦人教会宛ての手紙について、引き続き学んでいます。
『兄弟である使徒および長老たちは、アンテオケ、シリヤ、キリキヤにいる異邦人の兄弟たちに、あいさつをいたします。
私たちの中のある者たちが、私たちからは何も指示を受けていないのに、いろいろなことを言ってあなたがたを動揺させ、あなたがたの心を乱したことを聞きました。
そこで、私たちは人々を選び、私たちの愛するバルナバおよびパウロと一緒に、あなたがたのところへ送ることに衆議一決しました。
このバルナバとパウロは、私たちの主イエス・キリストの御名のために、いのちを投げ出した人たちです。
こういうわけで、私たちはユダとシラスを送りました。彼らは口頭で同じ趣旨のことを伝えるはずです。
聖霊と私たちは、次のぜひ必要な事のほかは、あなたがたにその上、どんな重荷も負わせないことを決めました。
すなわち、偶像に供えた物と、血と、絞め殺した物と、不品行とを避けることです。これらのことを注意深く避けていれば、それで結構です。以上。』
これが、その手紙の全文です。
ここで一番大切なことは、人間の判断で、つまり多数決で決めたのではないと言うことなのです。
すなわち、「聖霊と私たち」と書かれていることです。創造主なる神様の第三位格である聖霊が、この会議を導き、決定されたと言うことなのです。これこそが、「聖霊による一致」です。
なぜ会衆制の教会の信徒総会において、もめるようなことが起きるのでしょうか。答えは簡単です。聖霊の存在、聖霊の導き、聖霊が神様であられることを否定しているからです。
「聖霊によらなければ真の一致はありえない。」と、私の師である尾山令仁先生は、何時も言われます。
聖霊なのです。このお方こそが、もう一人の助け主なのです。このお方なしでは、何も始まらないのです。
主イエス様は、十二使徒たちにこのように言われました。
『しかし、助け主、すなわち、父が私の名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、私があなたがたに話したすべてのことを思い起こさせて下さいます。」(ヨハネの福音書14:26)』と。
そして、このお方は、何時も私やあなたと共にいて下さるのです。》