• 日々のみ言葉 2019年9月12日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年9月12日(木)

    ◎聖書箇所【使徒の働き15章39節~41節】
    15:39 そして激しい反目となり、その結果、互いに別行動をとることになって、バルナバはマルコを連れて、船でキプロスに渡って行った。
    15:40 パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みにゆだねられて出発した。
    15:41 そして、シリヤおよびキリキヤを通り、諸教会を力づけた。

    ◎ショートメッセージ
    《引き続き同じ箇所からとなります。
     
     主イエス様の不思議な摂理と、また御旨によって、異邦人への伝道チームは二手に分かれました。
     すなわち、パウロと預言者シラス(シルワノ)、そしてバルナバとマルコの二組のチームにです。彼らは、別々に行動します。

     まずバルナバとマルコのチームですが、セルキヤから船でキプロスに渡ります。

     使徒の働きには、
    『さて、アンテオケには、そこにある教会に、バルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、クレネ人ルキオ、国主ヘロデの乳兄弟マナエン、サウロなどという預言者や教師がいた。 彼らが主を礼拝し、断食をしていると、聖霊が、
    「バルナバとサウロを私のために聖別して、私が召した任務につかせなさい。」
    と言われた。
     そこで彼らは、断食と祈りをして、ふたりの上に手を置いてから、送り出した。
    ふたりは聖霊に遣わされて、セルキヤに下り、そこから船でキプロスに渡った。
     サラミスに着くと、ユダヤ人の諸会堂で神の言葉を宣べ始めた。
     彼らはヨハネを助手として連れていた。
     パウロの一行は、島全体を巡回してパポスまで行き、そしてパポスから船出して、パンフリヤのペルガに渡った。
     ここでヨハネは一行から離れて、エルサレムに帰った。(使徒の働き13:1~13:13抜粋)』と書かれています。

     キプロスがバルナバの生まれ故郷であることは周知の通りです。マルコとバルナバは従兄弟同士でしたから、もしかしたらマルコに取っても親戚になる人たちが、キプロスに在住していた可能性は非常に高いと思われます。
     二人は、最初に伝道した時と同じコースを辿ったと思われます。

     ところでパウロとの第一回伝道旅行の時、助手としてヨハネ・マルコを連れて行くことが出来たことは、それ以前にアンテオケ教会に、マルコがいたからです。

     それでは、何時マルコはアンテオケにやって来たのでしょうか。聖書には書かれてはいませんが、マルコはシモン・ペテロの通訳(ヘブル語をギリシャ語)でしたから、ペテロがアンテオケ教会に訪問した時に、一緒にやって来たのではないか、と言う推測が成り立ちます。

     もちろん私個人の推測にしか過ぎません。なぜならペテロがアンテオケに来た正確な時制も明確ではありませんし、事実が前後している可能性があるからです。

     さて、マルコは同じ道を辿ることになります。主イエス様がシモン・ペテロになさったように、再度の機会を与え、よりいっそう用いられる器とする為に、あえてバルナバとのチームに組み入れられたのではないでしょうか。

     やがてこのチームはペルガにやって来ます。そうです。マルコが帰った場所へ。
    明日も同じ箇所からです。》

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