◇◆◇日々のみ言葉
2019年10月12日(土)
◎聖書箇所【使徒の働き16章30節~32節】
16:30 そして、ふたりを外に連れ出して「先生がた。救われるためには、何をしなければなりませんか。」と言った。
16:31 ふたりは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と言った。
16:32 そして、彼とその家の者全部に主の言葉を語った。
◎ショートメッセージ
《目をさました看守は、見ると、牢の扉があいているので、囚人たちが逃げてしまったものと思い、剣を抜いて自害しようとしました。
そこでパウロは大声で、「自害してはいけない。私たちはみなここにいる。」と叫びました。
看守はあかりを取り、駆け込んで来て、囚人たちと一緒にいたパウロとシラスとの前に震えながらひれ伏したのです。
この時、もちろん囚人たちは、ひざまずいている看守に襲いかかって、牢のカギを奪うことは容易く出来たことでしょう。
しかし彼らは、そうはしなかったのです。私は、ここにも聖霊様によって小さなリバイバルが起きていたと信じるのです。
そうでなければ、犯罪を犯し、牢につながれていた囚人たちの心が、どうしてこのように変えられたと言うのでしょうか。
この後、パウロとシラスは、囚人たちに自分の独房に戻るように言いつけ、囚人たちは皆従ったと思われます。また、鎖も元のようにつながれ、扉のかぎも、再びかけられたのです。
しかし看守は、パウロとシラスの二人を外に連れ出しました。そして、
「先生がた。救われるためには、何をしなければなりませんか。」
「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」
この後、看守は自分の家に二人を引き取ります。そしてむち打たれた二人の背中の傷の手当てを妻と共にし、何か温まる食べ物を与え、手厚く持てなしたに違いありません。
それから一段落しますと、パウロとシラスは、彼とその家の者全部に主の言葉を語ったのです。その内容は、主イエス様の「十字架」と「復活」であると思われます。
『「兄弟たち。私は今、あなたがたに福音を知らせましょう。これは、私があなたがたに宣べ伝えたもので、あなたがたが受け入れ、また、それによって立っている福音です。
また、もしあなたがたがよく考えもしないで信じたのでないなら、私の宣べ伝えたこの福音の言葉をしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。
私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたことです。(第Ⅰコリント15:1~15:4)』
主イエス様は、私たちの罪の身代わりとして十字架にかかられ死んで下さいました。しかしよみがえられたのです。イエス様は今も生きておられ、変わらないお方です。》