• 日々のみ言葉 2019年10月23日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年10月23日(水)

    ◎聖書箇所【使徒の働き17章3節~4節】
    17:3 そして、キリストは苦しみを受け、死者の中からよみがえらなければならないことを説明し、また論証して、「私があなたがたに伝えているこのイエスこそ、キリストなのです。」と言った。
    17:4 彼らのうちの幾人かはよくわかって、パウロとシラスに従った。また他に、神を敬うギリシヤ人が大ぜいおり、貴婦人たちも少なくなかった。

    ◎ショートメッセージ
    《「私があなたがたに伝えているこのイエスこそ、キリストなのです。」

     パウロは、明確に主イエス様を宣べ伝えました。すると、その場所にいたユダヤ人の幾人かは、パウロの証しが良く分かったと言うのです。
     これはもちろん奇跡です。なぜなら、聖霊様の働きなくしては、救いは為しえないことだからです。

     主イエス様は、最後の晩餐において十二使徒たちにこのように教えられました。

    『「私が父のもとから遣わす助け主、すなわち父から出る真理の御霊が来るとき、その御霊が私について証しします。」(ヨハネの福音書15:26)』

    『「私は真実を言います。私が去って行くことは、あなたがたにとって益なのです。それは、もし私が去って行かなければ、助け主があなたがたの所に来ないからです。
     しかし、もし行けば、私は助け主をあなたがたの所に遣わします。その方が来ると、罪について、義について、さばきについて、世にその誤りを認めさせます。」(ヨハネの福音書16:7~16:8)』と。

     旧約聖書そして新約聖書は、生きている「命のみ言葉」であり、霊的書物なのです。よって聖霊様によらなければ理解することは出来ません。
     しかも頭による知識ではありません。その人の霊に、聖霊様の霊的力によって、初めて理解出来うるものなのです。

     それゆえ、会堂に集まっていたユダヤ人たちが、良く分かった、と言うことは救われたと言うことになります。それゆえに、パウロとシラスに従ったのです。もちろんこれは、三回にも及ぶ安息日の集会に出席したからこそです。

     パウロとシラスの一行は、テサロニケにおける三回の安息日を過ごした後も、まだ数日はテサロニケに留まっていたと考えられます。
     なぜなら、救われたユダヤ人の兄弟たちに、しっかりとした真理を教え込まなければならなかったからです。
     そしてルカはさらに、『その場にユダヤ人の神を敬うギリシヤ人が大ぜいおり、貴婦人たちも少なくなかった。』と証しているのです。

     当然彼らもパウロとシラスに従い、イエス様を主と信じ受け入れ、バプテスマを受けたことは間違いありません。
     しかし、このことを良く思わない者たちが存在していたことも事実であったのです。》

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