◇◆◇日々のみ言葉
2020年1月23日(木)
◎聖書箇所【使徒の働き20章10節~12節】
20:10 パウロは降りて来て、彼の上に身をかがめ、彼を抱きかかえて、「心配することはない。まだいのちがあります。」と言った。
20:11 そして、また上がって行き、パンを裂いて食べてから、明け方まで長く話し合って、それから出発した。
20:12 人々は生き返った青年を家に連れて行き、ひとかたならず慰められた。
◎ショートメッセージ
《かつてイエス様は、ヤイロの娘を生き返らせました。
『イエスが、まだ話しておられる時に、会堂管理者の家から人がやって来て言った。
「あなたのお嬢さんはなくなりました。なぜ、このうえ先生を煩わすことがありましょう。」
イエスは、その話の言葉をそばで聞いて、会堂管理者に言われた。
「恐れないで、ただ信じていなさい。」
そして、ペテロとヤコブとヤコブの兄弟ヨハネのほかは、だれも自分と一緒に行くのをお許しにならなかった。
彼らはその会堂管理者の家に着いた。イエスはみんなを外に出し、ただその子どもの父と母、それにご自分の供の者たちだけを伴って、子どものいる所へはいって行かれた。 そして、その子どもの手を取って、「タリタ、クミ。」と言われた。(訳して言えば、「少女よ。あなたに言う。起きなさい。」という意味である。)
すると、少女はすぐさま起き上がり、歩き始めた。十二歳にもなっていたからである。彼らはたちまち非常な驚きに包まれた。(マルコの福音書5:35~5:42抜粋)』
そして、この場面に同席を許されたペテロも、
『ペテロが到着すると、彼らは屋上の間に案内した。やもめたちはみな泣きながら、彼のそばに来て、ドルカスが一緒にいた頃、作ってくれた下着や上着の数々を見せるのであった。
ペテロはみなの者を外に出し、ひざまずいて祈った。そしてその遺体のほうを向いて、「タビタ。起きなさい。」と言った。
すると彼女は目をあけ、ペテロを見て起き上がった。そこで、ペテロは手を貸して彼女を立たせた。そして聖徒たちとやもめたちとを呼んで、生きている彼女を見せた。。(使徒の働き9:39~9:41抜粋)』と同じようにします。
しかしパウロは違います。パウロは、エリヤのやったようにするのです。
『そして、彼は三度、その子の上に身を伏せて、主に祈って言った。「私の神、主よ。どうか、この子のいのちをこの子のうちに返して下さい。」
主はエリヤの願いを聞かれたので、子どものいのちはその子のうちに返り、その子は生き返った。(第Ⅰ列王記17:21~17:22)』
つまり、三年半を主と寝食を共にしたペテロと、パウロでは異なると言うことです。ここに直接教えを受けた者との違いがあると言うことです。
しかしそのプロセスは異なってはいても、ペテロを通して、パウロを通して、死人を生き返らせるのは、主がなされることなのです。聖霊がなされる御わざです。
「ユテコ」は生き返りました。もしかしたら彼もパウロのように「第三の天」にまで引き上げられたかも知れません。
私は、ルカがあえて名前を明らかにしていることから、後に、神様に大きく用いられたのではないかと信じています。》