• 日々のみ言葉 2020年2月3日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2020年2月3日(月)

    ◎聖書箇所【使徒の働き20章29節~30節】
    20:29「私が出発したあと、狂暴な狼があなたがたの中にはいり込んで来て、群れを荒らし回ることを、私は知っています。
    20:30 あなたがた自身の中からも、いろいろな曲がったことを語って、弟子たちを自分のほうに引き込もうとする者たちが起こるでしょう。」

    ◎ショートメッセージ
    《引き続き、パウロの「惜別のメッセージ」から学んでいます。
     ここでは、「あなたがたは自分自身と群れの全体とに気を配りなさい。」について、語ったことの理由が述べられています。

    ところで、「凶暴な狼」とは、何をたとえているのでしょうか。

     主イエス様は、かつて弟子たちにこのように教えられました。
    『「まことに、まことに、あなたがたに告げます。羊の囲いに門からはいらないで、ほかの所を乗り越えて来る者は、盗人で強盗です。
     しかし、門からはいる者は、その羊の牧者です。門番は彼のために開き、羊はその声を聞き分けます。彼は自分の羊をその名で呼んで連れ出します。
     彼は、自分の羊をみな引き出すと、その先頭に立って行きます。すると羊は、彼の声を知っているので、彼について行きます。しかし、ほかの人には決してついて行きません。かえって、その人から逃げ出します。その人たちの声を知らないからです。」
     イエスはこのたとえを彼らにお話しになったが、彼らは、イエスの話されたことが何のことかよくわからなかった。そこで、イエスはまた言われた。
    「まことに、まことに、あなたがたに告げます。私は羊の門です。私の前に来た者は皆、盗人で強盗です。羊は彼らの言うことを聞かなかったのです。私は門です。だれでも、私を通ってはいるなら、救われます。また安らかに出入りし、牧草を見つけます。盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。
     私が来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。私は、良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。
    牧者でなく、また、羊の所有者でない雇い人は、狼が来るのを見ると、羊を置き去りにして、逃げて行きます。それで、狼は羊を奪い、また散らすのです。(ヨハネの福音書10:1~10:12)』と。

     この主イエス様のたとえの中に登場します「盗人」と「強盗」、そして「狼」は、同じ意味として用いられています。すなわち私たちの共通の敵であります悪魔(サタン)のことです。

     悪魔は何としても、教会を潰そうとして、偽信徒や、あるいは偽教師を送り込んで来ます。そして真の信者の信仰を奪おうと働きかけて来るのです。
     それゆえ、パウロは何度も「御霊による一致」を訴えています。教会の分裂、分派の問題は、今現在に始まったことではありません。
     使徒の働きの時代、初代教会の時代に、すでのその萌しが芽生えていたのです。

     教会に、また教会同士の間に、御霊の一致が常に有りますように、また教派が違っていたとしても、一致が起こりますよう、祈り続ける必要は急務です。》

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