• 日々のみ言葉 2020年2月14日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2020年2月14日(金)

    ◎聖書箇所【使徒の働き21章5節~6節】
    21:5しかし、滞在の日数が尽きると、私たちはそこを出て、旅を続けることにした。彼らはみな、妻や子どもも一緒に、町はずれまで私たちを送って来た。そして、共に海岸にひざまずいて祈ってから、私たちは互いに別れを告げた。
    21:6 それから私たちは船に乗り込み、彼らは家へ帰って行った。

    ◎ショートメッセージ
    《パウロ一行を乗せた船は、ツロに寄港しました。ここで船荷を降ろすことになっていたからです。どうやら船荷を降ろし、また別の船荷を積むには、数日間が必要であったようです。
     パウロ一行は、港町ツロに在住している主の弟子たちを見つけ出しました。その理由は、弟子たちの家に泊めてもらうためであり、また彼らを励ますためでもありました。
     そして七日間滞在したのです。しかし、ついに滞在の日数が尽き、船が出航する日がやって来ました。
     ツロの弟子たちは、聖霊に示されて、「エルサレムに上らぬように」と、しきりにパウロに忠告したのです。

     そして、ついに出航する時がやって来ました。ツロの弟子たちは、妻や子どもも一緒に、町はずれまでパウロ一行を見送りにやって来たのです。
     このことから、異邦人の教会では、すでにパウロの名前が浸透していたことが分かります。
     また第一回、第二回、そして今回の第三回伝道旅行を通して、多くの異邦人(ギリシャ人やローマ人)の兄弟姉妹がパウロの導きによって、主イエスの信仰に導かれたことが分かります。

     まさしく主イエスがアナニヤに預言された通りです。
    『さて、ダマスコにアナニヤという弟子がいた。主が彼に幻の中で、「アナニヤよ。」と言われたので、「主よ。ここにおります。」と答えた。
    すると主はこう言われた。
    「立って、『まっすぐ』という街路に行き、サウロというタルソ人をユダの家に尋ねなさい。そこで、彼は祈っています。彼は、アナニヤという者がはいって来て、自分の上に手を置くと、目が再び見えるようになるのを、幻で見たのです。」
     しかし、アナニヤはこう答えた。
    「主よ。私は多くの人々から、この人がエルサレムで、あなたの聖徒たちにどんなにひどいことをしたかを聞きました。彼はここでも、あなたの御名を呼ぶ者たちをみな捕縛する権限を、祭司長たちから授けられているのです。」
     しかし、主はこう言われた。
    「行きなさい。あの人は私の名を、異邦人、王たち、イスラエルの子孫の前に運ぶ、私の選びの器です。彼が私の名のために、どんなに苦しまなければならないかを、私は彼に示すつもりです。」(使徒の働き9:10~9:16)』と。

     さて、パウロとツロの弟子たちとその家族は、海岸で共に祈り、そして別れを告げました。そしてパウロたちは船に乗り込み、そして彼らが見守る中、船は出航したのです。 それから五年後、第四回伝道旅行の時に、パウロはここに再訪し、元気な姿を見せたことと信じています。》

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