◇◆◇日々のみ言葉
2020年3月14日(土)
◎聖書箇所【使徒の働き22章19節~21節】
22:19「そこで私は答えました。『主よ。私がどの会堂ででも、あなたの信者を牢に入れたり、むち打ったりしていたことを、彼らはよく知っています。
22:20 また、あなたの証人ステパノの血が流されたとき、私もその場にいて、それに賛成し、彼を殺した者たちの着物の番をしていたのです。』
22:21 すると、主は私に、『行きなさい。私はあなたを遠く、異邦人に遣わす。』と言われました。」
◎ショートメッセージ
《パウロは、アナニヤからバプテスマを受けた後、ダマスコからエルサレムに戻ったことを証しています。
「こうして私がエルサレムに帰り、宮で祈っていますと、夢ごこちになり、主を見たのです。」
「急いで、早くエルサレムを離れなさい。人々が私についてのあなたの証しを受け入れないからです。」
「主よ。私がどの会堂ででも、あなたの信者を牢に入れたり、むち打ったりしていたことを、彼らはよく知っています。また、あなたの証人ステパノの血が流されたとき、私もその場にいて、それに賛成し、彼を殺した者たちの着物の番をしていたのです。」
「行きなさい。私はあなたを遠く、異邦人に遣わす。」
ここでは、主イエス様とサウロとの間になされた会話が導入されています。パウロは、「夢ごこち」になったと証していますが、これは居眠りしたのではなく、幻によってイエス様が訪れたことを意味しています。
夢は眠っている間に見るものですが、幻は起きている時に見るものなのです。同じようなことが、ヨッパの「皮なめしのシモン」の家にいたペテロにも起こりました。
『ペテロは祈りをする為に屋上に上った。昼の十二時頃であった。すると彼は非常に空腹を覚え、食事をしたくなった。ところが、食事の用意がされている間に、彼はうっとりと夢ごこちになった。
見ると、天が開けており、大きな敷布のような入れ物が、四隅をつるされて地上に降りて来た。その中には、地上のあらゆる種類の四つ足の動物や、はうもの、また、空の鳥などがいた。
「ペテロ。さあ、ほふって食べなさい。」
「主よ。それはできません。私はまだ一度も、きよくない物や汚れた物を食べたことがありません。」
「神がきよめた物を、きよくないと言ってはならない。」(使徒の働き10:9~10:16抜粋)』と、書かれています。
パウロは、この時、はっきりとイエス様のお姿を見たと私は信じます。この時が、第Ⅰコリントにおける証しの時であったと思うのです。
『その後、キリストはヤコブに現われ、それから使徒たち全部に現われました。そして、最後に、月足らずで生まれた者と同様な私にも、現われて下さいました。私は使徒の中では最も小さい者であって、使徒と呼ばれる価値のない者です。なぜなら、私は神の教会を迫害したからです。(第Ⅰコリント15:7~15:9)』》