• 日々のみ言葉 2020年4月8日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2020年4月8日(水)

    ◎聖書箇所【使徒の働き24章9節】
    24:9 ユダヤ人たちも、この訴えに同調し、全くそのとおりだと言った。

    ◎ショートメッセージ
    《カイザリヤにあるローマ総督の裁判の場において、大祭司アナニヤに雇われた弁護士テルトロは、パウロが牢獄から引き出されると、訴状を始めたのです。

    「ペリクス閣下。閣下のおかげで、私たちはすばらしい平和を与えられ、また、閣下のご配慮で、この国の改革が進行しておりますが、その事実をあらゆる面において、また至る所で認めて、私たちは心から感謝しております。
     さて、あまりご迷惑をおかけしないように、ごく手短に申し上げますから、ご寛容をもってお聞き下さるようお願いいたします。
     この男は、まるでペストのような存在で、世界中のユダヤ人の間に騒ぎを起こしている者であり、ナザレ人という一派の首領でございます。この男は宮さえもけがそうとしましたので、私たちは彼を捕えました。
     そして、私たちが自分たちの律法で彼をさばこうとしたところ、千人隊長ルシヤがやって来て、無理矢理に彼を私たちから奪い、彼を訴える者は、あなたの前に来るようにと命じました。
     閣下ご自身で、これらすべてのことについて彼をお調べ下さいますなら、私たちが彼を訴えております事がらを、おわかりになっていただけるはずです。」

     それを聞いていたユダヤ人たちは、声をそろえて「まったくそのとおりだ。」と同調したのです。
     この裁判の席には、一般の人々も傍聴出来るように公開されていたようです。また、大祭司アナニヤは、自分の部下であるエルサレムの長老たちを数人引き連れて来ていましたから、彼らが同調の声を上げたことは当然です。

     なぜこれほどまでにパウロは憎まれるのでしょうか。その背景には、ガマリエル門下と言う高学歴、若くしてユダヤ最高議会の議員であった地位、そして生まれながらのローマ市民と言う身分に、彼らがやっかんでいたことも間違いないことだと思われます。
     なぜなら、人はねたみを持つからです。それこそが、罪なのです。

     私たちはどうでしょうか。
    「となりの家の芝生は青く見えるでしょうか?」

     私たちはどうでしょうか。
    「他の人と比べてはいないでしょうか?」

     私たちはどうでしょうか。
    「今ある物、あるいは持っている物、また置かれた状況、家庭、仕事を、感謝していますか?」

    『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることだからです。(第Ⅰテサロニケ5:16~5:18)』
     この聖句が、「めぐみイエス・キリスト教会」の2020年の標題聖句になっています。》

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