• 日々のみ言葉 2020年6月28日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2020年6月28日(日)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書1章1節】
    1:1 アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日から、日々のみ言葉は、マタイの福音書の学びとなります。

    「アブラハムの子孫」とは?

     主は、アブラム(アブラハム)に仰せられたのです。
    『「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、私が示す地へ行きなさい。そうすれば、私はあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。あなたを祝福する者を私は祝福し、あなたをのろう者を私はのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」(創世記12:1~12:3抜粋)』と。

     この預言の成就であることをマタイは、この一言でユダヤ人に証しています。

    「ダビデの子孫」とは?

     神から遣わされた預言者ナタンはダビデにこう伝えたのです。
    『「あなたの日数が満ち、あなたがあなたの先祖たちと共に眠るとき、私は、あなたの身から出る世継ぎの子を、あなたのあとに起こし、彼の王国を確立させる。彼は私の名のために一つの家を建て、私はその王国の王座をとこしえまでも堅く立てる。(第Ⅱサムエル記7:12~7:13)』と。

     またイザヤはこうも預言しています。
    『エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。その上に、主の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、はかりごとと能力の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。
     この方は主を恐れることを喜び、その目の見るところによってさばかず、その耳の聞くところによって判決を下さず、正義をもって寄るべのない者をさばき、公正をもって国の貧しい者のために判決を下し、口のむちで国を打ち、くちびるの息で悪者を殺す。正義はその腰の帯となり、真実はその胴の帯となる。
     狼は子羊とともに宿り、ひょうは子やぎとともに伏し、子牛、若獅子、肥えた家畜が共にいて、小さい子どもがこれを追っていく。雌牛と熊とは共に草を食べ、その子らは共に伏し、獅子も牛のようにわらを食う。乳飲み子はコブラの穴の上で戯れ、乳離れした子はまむしの子に手を伸べる。私の聖なる山のどこにおいても、これらは害を加えず、そこなわない。主を知ることが、海をおおう水のように、地を満たすからである。
    その日、エッサイの根は、国々の民の旗として立ち、国々は彼を求め、彼のいこう所は栄光に輝く。(イザヤ書11:1~11:10)』と。

     救い主、主イエス・キリストは、ダビデの子孫として、お生まれになられたことを、この1 節だけで、マタイはユダヤ人たちに証明しているのです。

     マタイはこの福音書を、同胞ユダヤ人のクリスチャンの為に書き記したのです。》

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