• 日々のみ言葉 2020年8月12日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2020年8月12日(水)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書4章8節~10節】
    4:8 今度は悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華を見せて、
    4:9 言った。「もしひれ伏して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう。」
    4:10 イエスは言われた。「引き下がれ、サタン。『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ。』と書いてある。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。
     三つ目の誘惑の続きとなります。悪魔は、主イエスを非常に高い山に連れて行きました。私はおそらくヘルモン山ではないかと考えています。そのいただきから、悪魔は、この世のすべての国々とその栄華を見せたとあります。

    「この国々のいっさいの権力と栄光とをあなたに差し上げましょう。それは私に任されているので、私がこれと思う人に差し上げるのです。ですから、もしあなたが私を拝むなら、すべてをあなたのものとしましょう。」(ルカの福音書4:5~4:7抜粋)

     この悪魔のやり方は、何も主イエス様だけに限ったものではありません。多くの人々に対して、行なって来た作戦でもあるのです。

     エペソ人への手紙によりますと、
    『あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、その頃は、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行ない、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。(エペソ人への手紙2:1~2:3)』と、パウロは書き記しています。

     ここでパウロは、「空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊」と、サタンの事を定義付けています。まさしくサタンは「この世の神」であるのです。

     主イエス様は、弟子たちにこのように言われました。
    『「だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。」(マタイの福音書6:24)』と。

     この言葉は、悪魔の三つ目の誘惑に対する答えでもあるのです。
    「引き下がれ、サタン。『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ。』と書いてある。」

     人は、二つのうちのどちらかを選ばなければなりません。まことの神様であられる主イエス・キリストを選び、従って行く事と、この世すなわち富を選び、金に仕えて行く事のどちらかをです。
     世と富と金や地位や権力を選ぶことは、悪魔を選ぶことと全く同じです。その中間はないのです。保留の立場は認められません。必ずどちらかに属する事になります。主イエス様に従って行く者を除くすべての者が悪魔を選んでいることになるからです。

     主イエス・キリストこそが、創造主なるお方です。あなたを創造されたのはこの方です。そしてあなたの為に十字架に掛けられ、身代わりとなったのもこの方なのです。》

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