• 日々のみ言葉 2020年9月12日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2020年9月12日(土)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書5章20節】
    5:20「まことに、あなたがたに告げます。もしあなたがたの義が、律法学者やパリサイ人の義にまさるものでないなら、あなたがたは決して天の御国に、はいれません。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。

     現代訳ではこうなっています。
    『5:20「しかし、よく言っておきますが、あなたがたは、律法学者やパリサイ派の人たちと同じように、ただ旧約聖書の戒めを守ることによって天国へはいれるのだと考えてはいけません。」』

     天国、天の御国は本当にあるのでしょうか。
     仏教では、極楽と地獄を謳っています。生前中に良い行ないをした人は極楽に行き、また生前中に悪い行ないをした人は地獄に行くと主張します。つまり、生前中の行ないによって、行き先が決まると言うわけです。

     しかし聖書が言う事実は違います。

     人は皆、罪人として生まれて来ます。罪の性質を受け継いで生まれて来るのです。なぜなら最初の人であるアダムとエバが罪を犯したからです。彼らが罪を犯した時に、死が入ってきました。それまでは、人は永遠に生きる者として創造されたのです。
     死だけではありません。被造物に呪いが入り込み、男性は汗水流して食を得らなければならなくなりました。また女性は産みの苦しみが増し加えられたと言うのです。

     そして人は自分の罪の結果としてハデス(地獄)に行くことになります。最初の人アダムとエバの罪ではありません。自分の罪の為に死ななければならないのです。それが真実であって事実です。

     当時のエルサレムにおいて、パリサイ人や律法学者たちの義に勝る義など有りえませんでした。彼らの心の思いは別として、彼らほど厳格に「昔の人の言い伝え(口伝律法)」を守っていた人々は存在しなかったからです。

     天国に行く為には、それ以上の義が必要である、と主イエスは言われます。それが、「十字架」です。だからメシヤ(救い主)が必要なのです。

     それだからこそ、今から二千年以上前に、創造主なる神様が、御子イエスとして来て下さったのです。その使命は、「十字架」に掛かって、私たちの身代わりとして、死ぬことでした。私たちの罪が赦される為に。パリサイ人や律法学者たちの義に勝る神の義をいただく為に。

     人は、主イエス・キリストを心から信じ、イエスこそ、創造主であり主であることを、口で告白して救われるのです。それが「無償の義」であり「神の義」です。
     そして救われた人は、地獄(ハデス)ではなく、天国(パラダイス)に行くことになるのです。

     天国は実在します。それと同時に地獄も実在します。人は死んだら、主イエスを信じている人は天国に、しかし残念ながら、主イエスを受け入れず拒否した人は、地獄に行くことになるのです。》

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