• 日々のみ言葉 2020年9月27日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2020年9月27日(日)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書5章38節~42節】
    5:38 「『目には目で、歯には歯で。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。
    5:39しかし、私はあなたがたに言います。悪い者に手向かってはいけません。あなたの右の頬を打つような者には、左の頬も向けなさい。
    5:40 あなたを告訴して下着を取ろうとする者には、上着もやりなさい。
    5:41 あなたに一ミリオン行けと強いるような者とは、一緒に二ミリオン行きなさい。
    5:42 求める者には与え、借りようとする者は断わらないようにしなさい。」

    ◎ショートメッセージ
    《今日は、5:42を含めて、おさらいをしたいと思います。
     その為に、現代訳聖書の同一箇所を掲載したいと思います。

    『5:38「また、旧約聖書には、『目には目で、歯には歯で。』と記されているのをご存じでしょう。
     5:39あなたがたは、これも間違って解釈しています。この本当の意味はこうです。これは、決して復讐を薦めているのではなく、さらにひどい復讐やリンチを防ぐために定められたものです。ですから、この本当の意図は、復讐を戒めることにあるわけで、あなたの右の頬を打った人には、左の頬も向けてやりなさい。
    5:40 あなたを訴えて、あなたの下着をも取ろうとする人には、上着もやりなさい。
    5:41 あなたに一キロ行くことを強いる人には、一緒に二キロ行ってやりなさい。
    5:42 どんな人でも、ほしがっている人には上げ、借りたい人には貸してあげなさい。」』

     数回に分けて、この箇所から学んで来ました。現代訳をあえて掲載しましたが、どう考えて見ましても、この教えを実行するのは難しいと思われるのです。

     それでは、主イエス様の、この教えの本当の意図は何でしょうか。私たちクリスチャンは、悪い者の為すがままに、何の抵抗もせず、じっと我慢し忍耐しなさいと言うことでしょうか。もちろんそう言うことではありません。

     この本当の意図は、誰が裁き主であるのか、と言うことを教えておられるのです。

     この教えを、もっとも良く理解していたのが使徒パウロです。
     パウロは、
    『愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。「復讐は私のすることである。私が報いをする、と主は言われる。」
     もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら、飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです。
    悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。(ローマ人への手紙12:19~12:21)』と、勧めています。

     私たちは、主イエス様が流された十字架の尊い血潮によって守られています。主が許可を与えない限り、悪魔、悪霊は、私たちに直接手をくだすことは出来ないのです。

     主イエス様は言われます。
    『「あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。私はすでに世に勝ったのです。」(ヨハネの福音書16:33後半)』と。

    「患難」と「試練」に打ち勝つには、信仰と主イエス様への絶対的信頼が不可欠です。》

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