◇◆◇日々のみ言葉
2020年9月30日(水)
◎聖書箇所【マタイの福音書5章45節~48節】
5:45「それでこそ、天におられるあなたがたの父の子どもになれるのです。天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせて下さるからです。
5:46 自分を愛してくれる者を愛したからといって、何の報いが受けられるでしょう。取税人でも、同じことをしているではありませんか。
5:47 また、自分の兄弟にだけあいさつしたからといって、どれだけまさったことをしたのでしょう。異邦人でも同じことをするではありませんか。
5:48 だから、あなたがたは、天の父が完全なように、完全でありなさい。」
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。今日で、「使徒の働き」は第5章を終え、明日10月からは、第6章に入って行きたいと思います。今日は、主イエス様の言われた言葉を詳しく学んで行くことにします。
「それでこそ、天におられるあなたがたの父の子どもになれるのです。天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせて下さるからです。」
もし神様がすべての人を守って下さらなければ、多くの人々が悪魔・悪霊の餌食になっているはずです。天におられる父なる神様は、本当に恵みを与えて下さるお方です。
今は新約の時代です。その新しい契約は、今から二千年ほど前に、主イエスがカルバリーの丘(ゴルゴタ)において流された、ご自身の血潮によって人間と結ばれたものです。
その時、主イエスは。真にすべての人の罪を背負われ、十字架に掛かられたのです。
今は、たとえ「悪い人」であったとしても、また「正しくない人」であったとしても、救いの計画はすべてが完了していますから、奇跡的に救われ、主にある兄弟姉妹になる可能性は十分に残されているのです。
「自分を愛してくれる者を愛したからといって、何の報いが受けられるでしょう。取税人でも、同じことをしているではありませんか。」
主イエスのこの言葉を、かつては取税人であったマタイ(レビ)は、どう受けとめたのでしょうか。すべては恵みなのです。
「また、自分の兄弟にだけあいさつしたからといって、どれだけまさったことをしたのでしょう。異邦人でも同じことをするではありませんか。」
ユダヤ人は、同胞を非常に大切にします。なぜなら律法によって命じられており、また神の選民であるからです。しかし異邦人に対してはまったくその逆なのです。
「だから、あなたがたは、天の父が完全なように、完全でありなさい。」
ここで主イエスが言っておられる真意とは、
『天の父の子どもたちであるあなたがたは、私を信じるあなたがたは、「ユダヤ人」と「異邦人」と区別することをやめて、互いに愛し合いなさい。』と言うことです。》