◇◆◇日々のみ言葉
2020年10月7日(水)
◎聖書箇所【マタイの福音書6章9節~13節】
6:9「だから、こう祈りなさい。『天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
6:10 御国が来ますように。み心が天で行なわれるように地でも行なわれますように。
6:11 私たちの日ごとの糧をきょうもお与え下さい。
6:12 私たちの負いめをお赦し下さい。私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。
6:13 私たちを試みに会わせないで、悪からお救い下さい。』〔国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン。〕」
◎ショートメッセージ
《今日から、「主の祈り」について詳しく学んで行きたいと思います。今日は、その中でも6章9節を取り上げます。
しかし、聖書箇所はあえて「主の祈り」全文を掲載しました。なぜなら、「日々のみ言葉」として、まさに思い巡らすのに相応しい聖句であると信じるからです。
ところで、私たちがいつも礼拝において祈っています「主の祈り」とは、
『天にまします我らの父よ。
願わくは御名をあがめさせたまえ。
御国を来たらせたまえ。
御こころの天になるごとく、地にもなさえたまえ。
我らの日用のかてを、今日も与えたまえ。
我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく、
我らの罪をもゆるしたまえ。
我らをこころみにあわせず、悪より救いい出したまえ。
国と力と栄えとは、限りなくなんじのものなればなり。
アーメン。』となっています。
文体は文語調で、この訳の方が多くのクリスチャンの方々にフィットするのではないでしょうか。
さて、主イエスは言われます。
「だから、こう祈りなさい。
『天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。』」
創造主なる神様を、「私たちの父よ」と、あるいは「我らの父よ」と呼びかけなさいと言われるのです。
まず今日の学びにおいて一番大切な真理を教えます。それは、「私たち」とは誰を指しのか、と言うことです。
まずは、私です。そして、あなたです。そればかりではありません。ギリシャ原語は明らかに複数型になっています。
よって、主イエス様を信じる者、すなわちすべてのクリスチャンを指しています。そして、それだけではないのです。
この祈りを弟子たちに教えられたのは、誰ですか。主イエス様です。それゆえに、「私たち」の中に、何と主イエス様をも含むことになるのです。
「私たち」とは、「主イエス様」と「私」と「あなた」と「主にある兄弟姉妹」なのです。》